今日は留学生の金光教東京寮入寮のための面接があった。東京寮運営委員が必ず2名これに当たる。現在は中国と韓国の方が入寮しているが、以前はマレーシアの方や特別にはドイツの方、本教関係者ではアメリカやハワイなどの方々にも入寮頂いていた。
留学生への金光教儀式の参加は強制できないが、なるべくなら月例祭とその後の食事会には出てもらって交流を深めている。食事会では長テーブルに15人から20人がずらっと席につくが、やはりどうしてもお互いの国同士で固まって座る。気が付いた日本人学生の先輩達が話かけたりして、交流を深める努力はしている。
しかし、ある韓国からの女性が言っていたが、本音で話し合える日本人の友達がなかなかできないという。シャイな国民性もあると思うが、最近の不寛容なナショナリズムの台頭も大きく影響しているのではないか。この国家による不寛容さは、先頃広島の国会議員が「反日分子」ととんでもないことを言っていたように内国民にも向けられる。そのような社会では、世界各国から来た人たちは日頃からもっと強い息苦しさや圧迫感を感じているのではないかと容易に想像できる。
国際社会に貢献し、日本人としての誇りをもとうなんぞと声高に言ってるいるが、そのためには多文化共生社会に向けて、相手を理解し、多様性や寛容を大切にする真に自律した個人が増えることであろう。東京寮の「願い・精神」には、「広く世界、人類に貢献し得る人材の育成を願い、この寮を設ける」とある。まずは身近なところから交流を深めていきたい。
|
|
|
No.353
|
|