小泉首相は今日の党首討論番組で、現在の憲法解釈では禁じられている集団的自衛権の行使について「日本を守るために一緒に戦っている米軍が攻撃された時に、集団的自衛権を行使できないのはおかしい。憲法ではっきりしていくことが大事だ。憲法を改正して、日本が攻撃された場合には米国と一緒に行動すべき」と語った。
集団的自衛権は、自国が直接攻撃されていないにもかかわらず、自国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃を実力で阻止する権利。これはもうアメリカの戦争に日本も参加するということに他ならない。アメリカの協力要請で自衛隊が北朝鮮に攻め込むことも大いにあり得る。結果、多くの難民が日本に押し寄せたり、ミサイルが本当に飛んでくるのだ。
よく日本の平和は、日米安全保障条約があったからだという。私は違うと思う。もし押しつけられたといわれる憲法を、自らの主体責任として制定していれば、欧州のスイスよりも一歩進んだ非武装国家ができていたであろう。もし、憲法9条がなかったら、朝鮮戦争はもちろんベトナム戦争にも参戦し、多くの日本人犠牲者が出たのは確実である。
少年右翼であった私なんかは、湾岸出兵で名誉の戦死をとげ、今頃いないであろう。国際政治の力関係や経済、エネルギー問題から、したり顔で、いわゆる平和勢力に対して、無責任とか、非現実的とか、空想主義とかおっしゃる方々に言いたい。あなたたちが守ろうとしているのはいったい何なんだと。競争に疲れ、リストラされ、精神的にまいる人が急激に増え、自殺者3万人、人心は荒廃し、青少年犯罪は凶悪化の一途、こういう国を他国の人々の罪なき命まで奪って守りたいのか。よくよく考えてもらいたい。
|
|
|
No.425
|
|