==思うがままに==

2004年7月5日のエッセイ


内閣支持率急落
 読売も朝日も共同通信の世論調査いずれも、民主が自民を上回る勢いとある。ヤフーニュースには、内閣支持率も急落、発足以来最低の水準とある。今までなぜ支持率が落ちないかずっと不思議でいたが、ここにきてようやくメッキがはがれてきた。

 私は小泉首相の言動に再三再四苦言を呈してきた。裁判長が遺書まで書いて出した「首相の靖国神社参拝」違憲判決を、違憲とする方が「おかしいじゃないの」と一蹴したこと。イラク駐留中の自衛隊を米英軍が指揮する多国籍軍に参加させると、国会も何もかも無視してブッシュ大統領に約束したこと。そして決定的なのは、首相が35年前、サラリーマンとしての勤務実績もないのに厚生年金に加入していた事実が明るみに出され、にもかかわらず、「人生いろいろ、会社もいろいろ、社員もいろいろ」だと開き直ったこと。

 そのほかにもたくさんある。ただ、この人生いろいろ発言は、テレビや新聞をほとんど見ない妻も、さすがに怒り狂っていた。妻にしてそうなのだから、これは確実に支持率を下げると踏んでいたが、的中した。

 年金問題も重要ではあるが、いまこの国では恐ろしいほど戦争へと傾斜している。イラクの自衛隊では、いつの間にか背広組の指示や命令によらずに独自の判断を下すことのできる「軍政部」の機能が復活したらしい。この最大の暴力集団からどうやって自らを守ることができようか。こうした動きの背景にある強い国家、強い個人を目指す考え方は、明らかに選民思想の要素が入っている。皆様も、人をよくよく選んで投票に行って頂きたい。
No.435


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