==思うがままに==

2004年7月10日のエッセイ


負けに学ぶ
 夏の全国高校野球大会東西東京大会が始まった。雄生とリトル・シニアリーグで一緒に野球をやっていた先輩が、日大三高などの主力選手として出ているので、開会式をテレビで見た。そこで挨拶に立った朝日新聞の編集局長も紹介していたが、昨日の夕刊にアメリカのテレビが高校野球を取材にきている記事が出ていた。大リークで日本人選手が活躍する原点を探るためとのこと。それはそれは選手はもちろん回りの大人のたちの、そのひたむきな練習に驚きだったようである。

 その中でも最大の疑問は、リーグ制が当たり前のアメリカでは考えられない一度負けたら終わりという夏の大会についてだ。「生徒のチャンスや可能性をつぶしているんじゃないか」との質問に高野連の方は、「高校野球は負けを学ぶ場所。みんな勝つために努力する。でも必ず負ける。その時になぜ負けたかを考え、それを生かすことが大事なんです」と。長年高校野球を楽しんできたが、はじめて聞いた。まさに、高校野球道だ。

 この負けることについては、京都の金光教鹿ケ谷教会ホームページ「いのちのこえ」中、「針の穴」というコラムに「スポーツと言えば、先ず勝つことにして意識が集中する。でも、英語の辞書でスポーツマンを説明して『負けても魅力的で正々堂々としたマナーの持ち主』とあるのは、まさに目からうろこ、」と始まる書き出しで、私が尊敬申し上げる松村眞治先生が素晴らしい文章を著してくださっているので、是非お読み下さい。 http://www.kyoto.zaq.ne.jp/inotinokoe/hari04.htm
No.442


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