今月の掲示板

心のかて

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「青は青くて、赤赤し」 (出典不明)

「シュートなくして、ゴールなし」 (川淵三郎氏)

※この2つの言葉は、私が金光教東京学生寮寮監時代の晩年の頃、卒寮生の送別時に贈らせて頂いた言葉。

 「青は青くて、赤赤し」はどこで聞いたのか、見たのか出典不明。この意味は、2月の「心のかて」の「山は山、川は川、トマトはトマト、私は私」と同じ。トマトはトマトで別にメロンにならなくていい、背伸びしたり、飾ったり、ええカッコしなくていい、ということだ。

 「シュートなくして、ゴールなし」は、Jリーグ初代チェアマン川淵三郎氏の言葉。
 長年学生たちに触れて来て特に思ったことは、みんな頭がよく、知識は豊富なんだが、実行力、行動力がもう一つ。つまり頭でっかち。理屈はこねるのだが、一歩を踏み出せない。いつかは出来る、いつかはしようと思っている節はあるが、そのいつかは、永遠に来ないであろう。もちろん、新しいことをしようとすると、脳がブレーキをかける。それはもともと脳に備わった生存のための防衛本能で仕方がない面もある。ただ、人生の終わりに後悔するのが、「自分に正直な人生を生きればよかった」、「勇気を出して、もっと自分に忠実に生きればよかった」、つまり「やりたいことをやっておけばよかった」という後悔が一番多いとのこと。その後悔をしないために、この言葉を寮生たちに贈り、そして自分自身も鼓舞してきた。

 この二つの言葉は、当たり前と言えば当たり前で、非常にシンプルな言葉であるが、単純なんだけど、非常に味わい深い、含蓄のある言葉だと気に入っている。ニュアンスは少し違うが昔からある同じような意味の「案ずるより産むが易し」や「百尺竿頭一歩を進む」よりは、すっと響くようだ。

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