プロ野球選手、ガンバレ!!

 今日の『朝日新聞』23面に衣笠祥雄の〈鉄人の目〉「ドラ1選手よ、重圧に負けるな」との記事が載っている。今年の大学入試センター試験は50万人以上が受験。プロ野球の世界はというと、昨年、高校野球部に登録された3年生は5万2千人。その中からプロ入りしたのは、わずか25人。大学生が23人、社会人が20人だそうである。

 めちゃくちゃ狭き門だ。ところがプロ入りするために通らなければならないドラフトの制度の中で、過去10年間のドラフト1位指名者で、チームの顔として活躍しているのは、巨人なら阿部、内海、坂本。広島は前田、大竹、永川、ヤクルトは石川、川島、由規、阪神が安藤、島谷、横浜、村田、内川、中日は何と吉見くらいだそう。

 パリーグは、日本ハム、ダルビッシュ、糸井、ソフトバンクは和田、馬原、西武は涌井、岸、ロッテは大峰、唐川、オリックスは、金子、T-岡田、楽天は田中、永井。この10年間で150人以上のドラフト1位選手中で活躍できたのは全12球団で数える程度。

 こう言われてみると、プロ野球の世界はとんでもない厳しい世界である。衣笠氏は、だからこそ「ドラフト1位ともなれば、名誉や期待が重圧となり、自分を見失う原因にもなりうる」と指摘し、その「重圧に負けるな」と激励する。

 息子の野球部の先輩、ソフトバンク一位指名の福田秀平選手、昨年後半はずっと一軍ベンチに入り、代走、守備と活躍した。ここからレギュラーへの壁がまた高いがぜひともがんばってもらいたい。

日本シリーズ「4時間41分」、見ている方も疲れた(*^_^*)

 昨日の中日対ロッテ、何と長い試合であったか。それもとんでもない試合。途中何度も見ていられず、思わずテレビを消したことも何度か。延長になってようやく「ここまでよくやった、もう負けてもいい」と開き直って直視した。

 9回裏ロッテ、西岡の大ファール。一塁を回ってガッツポーズの映像が流れ、思わず「負けた!!」と叫んでしまった。直後の画面で塁審が手を挙げている。「え、え、ファール?」。スローを見てようやく納得。浅尾の顔も真っ青。しかし、その後をよく抑えた。

 延長10回の無死2、3塁もサブローをよく抑えた。これがなければ今江の敬遠も高橋の好投もなかった。そして1死満塁、福浦のサードライナー。変わったところに球は飛ぶの鉄則で、代わったばかりの堂上直のところへライナーが。何と三直ゲッツー、「よっしゃ!!」今日はもらったと思った。  

 さすが投手王国。昨日の陰の立役者はネルソンと河原であろう。3回でマウンドを降りた山本昌を受け、8回途中までピシャリ。ここで1点でも取られていたら終わっていただろう。これで2勝2敗。仕切り直しである。

中日ドラゴンズ・やりましたぁ!!

 cs反対論者としては、巨人を3たてして一気にと思っていたが、そうそう甘くはなかった。しかし、投手力の差はいかんともしがたい。今シーズン調子の悪かった巨人は4勝する駒はなかった。

 それに比べわが中日、先発はまだ中田に、そして2軍で調子を上げている朝倉、山内、岩田、小笠原、川井とまだまだいる。中継ぎも一応高橋、浅尾の勝ちパターンはあるが、右では河原、平井、清水、鈴木、左で久本、三瀬、小林といる。決して敗戦処理投手とはいえないレベル。

 スポーツ報知の記事で知ったが、中日は先発13人制をしいていたらしい。つまり、1軍と2軍を連動させ、昇格しても同じ曜日に投げさせる。きっちりと登板間隔をあけるためだ。調子が悪くなると2軍から調子のいいのを上げる。これは投手王国のなせる技、他にはまねができない。これでかつての野武士集団、恐竜打線が復活すれば10連覇常勝チームになれるのだが。

 そんな夢はさておき、昨日和田が打たなかったらもしかしたら危なかった。それほど短期決戦は怖い。いくらレベルの高い投手が一杯いたって関係ない。流れを呼び込むかが勝敗を分ける。それには選手のモチベーションが大事で、当たり前のことだが特に監督の采配が大きな要素となる。

 相手ながら原監督の采配はどうだったか。坂本のアクシデントがあったが、2番の亀井はないだろう。矢野も調子がいいのだからもっと早くスタメンにすべきであった。第一戦の東野はどうか。どう考えても内海だろう。具体的に忘れてしまったが、代打の出し方もおかしかった。世界一の監督がこのたびは少しおかしかった。

 まあ、人のところはいいのだが、いよいよ日本シリーズ。パリーグ3位には絶対負けられない。しかし、今年はパリーグの方が実力が上と見ている。ロッテはあまり知らないが、成瀬はそうそう打てなさそう。第一戦は中田か、山井で勝てばもうけと・・・。そういうのを悪采配というのだ。ほぼチェンで間違いないが、成瀬をどう攻略するかにかかっている。

 今日はこれから寮祭。このたびはご当地B級グルメ大会。留学生チーム、おおよそ東日本チーム、中日本チーム、西日本チーム、栄里(東京学生寮主事)チームに分かれて、自慢の料理を競い合う。どういう料理が出てくるか、情報管制がしかれており本番までわからない。楽しみである。

祝・中日ドラゴンズ優勝

20130115_0 祝・中日ドラゴンズ4年ぶりリーグ優勝。前にも書いたが今年は拾った優勝。また、試合のある明日じゃなくて、何か締まりのない優勝となったが、優勝は、優勝。監督、コーチ、選手の皆さまお疲れ様、深く感謝申し上げる。

打てない打線の中で、和田は本当によくやった。投では浅尾だろう。私はMVPに浅尾を押したい。もちろん、森野の活躍、井端の穴は堂上が埋めた。荒木も後半復活した。投では岩瀬はもちろん高橋がよかった。

昨日フォーラム会議の後、小柴東京センター前所長の送別会があった。多くの巨人ファンは日本シリーズ出場は「巨人か阪神」とぬかしていた。中日は試合がなく、調整が難しいというのがその根拠。その辺はしっかりと調整していきたい。

今年は運が良くての優勝であったが、常勝チームになるには、センター、ライトを固定化とチームの若返りだろう。今年のドラフトは久しぶりに野手を中心にとっていくらしい。打撃コーチも横浜から田代氏を招聘した。恐竜打線復活を期待している。

日本シリーズは、息子の先輩がいるソフトバンクに是非出てきてほしい。わが家は久しぶりに盛り上がるだろう。それには絶対にクライマックスを勝たなければならない。ガンバレ中日!!

世紀の大誤審!!

 昨日は、神宮球場中日対ヤクルト戦を観戦した。東京教会のおかげで普通では買えないバックネット裏の席。金光学園の同級生で、なぜかお互い名古屋に関係ないのに中日ファンの、なんと同じ小金井市に住んでいるI氏親子と久しぶりに一緒だった。

 必勝を期した山本昌先発、勝ったと思ったが審判に負けてしまった。新聞では「微妙な判定」、中日スポーツは「疑惑の判定」と書いているが、どう見ても世紀の大誤審である。長い長いペナントレース、たった1球の判定でその雌雄が決まることがよくある。そうなってほしくはないが、昨日のはまさにその1球であった。

 私たちの位置は、ちょうど一塁ベースからからホームベースへの線上を伸ばしていったところ。藤井の身体は完全に白線の外にあり、打球も確実に白線の外であった。いったい何が起こったのか。一塁審判がフェアと内側に手を振ったときには目を疑った。

 当然、ブランコも、小田もファールと抗議する。落合監督も抗議にいったが、あっという間の退場劇。どうも違和感を覚えたのは監督一人で、選手もコーチも誰もその周りにいなかった。抗議の仕方がもっとあったのでは。

 今日のテレビニュースを見ても完全にファール。審判も人間、誤審をする。それはそれで仕方がないが、野球のビデオ判定は今どうなっているのか。残り試合、負け数からみて阪神が事実上のトップ。名古屋ドームでの阪神戦が本当の天王山となる。世紀の大誤審がただの誤審で終わりますように。

祝 中日首位奪還

 正直、今年はもう無理と思っていた。首位をもぎ取ったというより、相手の失速によって頂けたという感じ。巨人の投手陣は崩壊、阪神ももう一つ勝ち切れてない。中日も例年通りなら首位を突っ走ってもおかしくない。

 井端が離脱。センター、ライトのレギュラーが決まっていない。内野は堂上が何とか埋めているが、外野手のツーポジションがあいているチームは他にはないだろう。投手陣も吉見が離脱。朝倉、川井、小笠原がもう一つ。ここに来てチェン、山本昌、山井、中田、そして中継ぎ陣はがんばっているものの、岩瀬が危うい。

 セリーグ3強というが、「強」ではないだろう。本年前半にあったあのセリーグ屈辱の交流戦を振り返れば瞭然、この時点からチーム状態はあまり変わってない。これではなかなか日本シリーズでもパリーグには勝てないのではと思ってしまう。

 しかし、勝負は勝負。ここまで来たら一気に勝ち越して首位を突っ走ってもらいたい。今期で自信をつけ、歴代最強のチーム作りを目指してもらいたい。センター福留、ライトイチローというような夢がかなえば、中日歴史上最強チームにはなるが、大島、野本、藤井あたりに一皮むけてもらいたい。

 一昨日は衛星放送で試合を見たが、ある巨人ファンの方からメールを頂戴したりして、かなりダメージを受けた。昨日は非戦・平和ネットの会議で残念ながら衛星放送で放映されていた横浜戦を見ることができず、夜のニュースを見ていたら、45歳、最年長で完封した山本昌投手が特集コーナーで紹介された。思わずもらい涙、勇気をいただいた。ガンバレ山本昌。

なんと完投負け(T_T)

 昨日は横浜対中日戦を見に行った。息子が高校の時のチームメイトのお父さんのご配慮での横浜スタジアムバックネット裏のいい席で見せていただいた。勤め先の関係で券が入るらしく、昨年に引き続いて2回目。そして何とも2連敗。

 昨年はすでに上位に離されており、またその試合も点差を広げられての敗戦でショックも少なかったが、昨日は絶対に勝たなければならない試合を、横浜より倍の10本もヒットを放ちながら完投負け。投手が完投にして負ける試合はそうそうない。

 試合は17時開始であったが、打撃練習を見ようと、まだまだ日差しが容赦なく照りつけている15時に球場に入った。暑い。ちょうどブランコの打撃練習中。監督に似たはげた人がいると思ったら、なんと落合監督。つきっきりでの打撃指導。いい当たりもあるが、続かない。

 相手投手は大家。こちらは中田。普通にいけば勝てると思ったが、一抹の不安が残っていた。的中。隣は熱狂的な横浜ファンのおじいさんが気合いを入れてみている。私は完全に気合い負け。相手が「勝って下さい、勝って下さい」と見えないミスを連発するのに、こちらは見えるミスでお返し。勝てる試合を落としてしまった。

 これで優勝するのはおこがましい。この時期最下位チームには、もう横綱相撲で勝たなければならない。前頭7枚目くらいの勝負をしていたら全くだめである。と、そんなことをつらつら思いながらの帰路は長い、長い。関内から武蔵小金井まで、勝てばあっという間の約2時間だが、負けたら数倍にも感じる。ただ、ただ暑かっただけの出来事だったが、まだまだ何とか・・・・。

中日が珠玉のプロ野球新記録

 やったぁ!!。快挙。すごすぎる! 中日が珠玉のプロ野球新記録、5試合連続完封勝利を打ち立てた。山井に始まり、中田、チェンが完封。プロ2年目の岩田が初先発、初勝利、浅尾、高橋で完封。そして昨日の横浜戦は、先発のネルソン以下、7人の小刻みな投手リレーで11回まで無失点。その裏、和田がサヨナラ打を放ち、勝利をもぎ取った。

 昨日は、衛星放送で中継があり、ちょうど最後の和田のサヨナラヒットを見ることができた。試験中の息子とバイトから帰ってきた娘ら家族みんながたまたま揃っており、わが家は優勝以来の雄叫びでわいた。巨人、阪神も調子はいいが、ようやっと勝っている感じ。まだまだいけるのではないか。後半戦に期待が持ててきた(^_^)v。

 お陰様で東京平和集会も好評のうちに無事開催でき、誠にありがたいことであった。すぐにでもご報告を申し上げたいところだが、平和集会前にためにためた雑用と、集会の残務等々、またまた更新間隔が開いてしまい失礼。今しばらくお待ちください。ぼちぼちご報告申し上げたい。

 一気に梅雨が明け、本当に暑い毎日。皆様も御身、お大切に、それぞれのご活躍をお祈り申し上げます。

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