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健康診断

 1年に1回の健康診断を受けに立川にある多摩健康管理センターに行って来た。東京へ来てから毎年行っている。今年もほぼ同様の結果が出た。3つほどが必ずC評価である。C、「要観察」という部類で、数値上やや異常があるが、医者にまでは行かなくていいという。

 Dがつくと「要治療」となる。私の場合ぎりぎり医者に見せるほどでもないのではあるが、数値は高いので気をつけろというところである。原因はもうはっきりしている。ビールである。引っかかった項目は、「中性脂肪値」、「γ-GTP」、「尿酸値」だ。もう典型的なやつ。

 十数年も健康診断を受けていると、どの程度お酒をを飲まないでいるとだいたいこの数値が出るるとわかるようになってきた。今年は、3週前あたりから禁酒に入っていたが、諸事情で10日前ほどに1日だけ飲んでしまった。これが失敗。ここ数年引っかからなかった「γ-GTP」がオーバーしてしまった。

 これが努力しても下がらなくなったら病気となる。予防の一番は週二日の休肝日と、運動であるが、これがなかなかできない。もう少し暖かくなったら歩こうと思っている。それにしても桜が咲かない。何と3日に予定している花見が延期になるではないか。早く咲きすぎて中止になったことはあるが、遅すぎて延期になるのは寮へ来て一回もない。「まだ飲むな」ということか。

納得がいかない疑問 2

 いったい時の指導者は何をどう考え、本当に日本の将来をどのように考えていたのか。本気で最後の一兵、この世から日本人民が消滅するまで戦おうとしていたのか。そして開いた口がふさがらないのは、60年しか経ってない今もなお、いや経ってしまったからか、「よく戦った」とか、「やむ負えなかった」とか、達観した見地からか「勝ち負けの問題ではない」とか、「次は勝てばいいのだ」とか、何をほざいているのかと憤りを覚える。

 もちろん、1人ひとりの国民は、それぞれの立場でよく頑張ったと思う。が、それで片づけてしまってはいけない。それでは必ず同じ過ちをくり返すこと必定である。私たち1人ひとりがしっかりと歴史を学び、教訓として受け取り、それをまた次世代に伝えていかなければとんでもないことになる。

 今、東京大空襲や沖縄戦、ノモンハン戦、ガタルカナル戦、ビルマ戦などのドキュメント本などを読み始めている。私の納得のいかない疑問の解答のヒントがあれば、おいおい皆様にも紹介してまいりたい。

納得のいかない疑問

 今年は第二次大戦後60年、東京平和集会でも東京大空襲など先の戦争を取り上げる。そのため、今いろいろな本を読んでいる。そして読めば読むほど、沸々と怒りとともにわき上がってくるのは、なぜこのような無惨な戦争をはじめたのかという疑問である。

 なぜ負ける戦争をしたのか。いや負けるとわかっている戦争をしたのか。本当に勝つ気があったのか。貧弱な国力、軍事力しかない日本の太平洋戦争作戦地域は、北端はアリューシャン列島、南端がオーストラリア近くのニューギニア、ソロモン諸島、西端がインド、東端がハワイと多方面にわたる広大な地域である。保つわけがない。

 いや始まる前は勝ち気であっても、押され押されてさすがにサイパンあたりが攻略されたら、もう勝つことはできないと考えたであろう。なぜ、完膚無きまでやられるまで、あれだけの犠牲者を出しながらなお戦争を続行したのか。なぜ、自分自身で後始末もできない戦争をやり、負けたのか。全く納得がいかないのである。(つづく)

もっと勉強しておけば

 もっと勉強しておけばよかったと今頃思ってもしょうがないのではあるが、何とも読まなければならない本の多さに圧倒されている。ここでいう勉強というのは知識を増やしておくこともそうだが、読解力や表現力を若いときからつけておけばと悔やまれるのである。

 本をたくさん読んでいる人は、本を読むのも早いし、加えて理解力も鋭い。さっと呼んでその内容をすぐに人に説明できる人がいる。本当にうらやましい限りである。私の場合は、まず1回読んで、その後重要なところを線で引っ張り、それをさらにノートに写してようやく理解でき、頭に入ったかなという程度である。

 例えば、「平和」と言っても、それは政治の問題であり、法律の問題であり、思想の問題であり、さらには信条や生き方の問題でもあり、実践や運動の問題でもある。もうそれだけで何冊も読まなければならない本があるのに追っつかない。 

 これはもう個人的にどうしても限界がある。そのために専門家がいるのであるから、それぞれの分野でもっとわかりやすく示してくれと言いたくなる。ところがそのわかりやすいことを本当に理解しようと思えば、やはり多くの本を読まなければならないのである。結局若いときからもっと勉強しておけばと嘆くばかりの今日このごろである。

祝 楽天初勝利と歴史的大敗

 「田尾監督、涙の開幕1勝」「リストラ男たちが歴史を刻んだ」とある。楽天ゴールデンイーグルス、監督が大ファンの田尾さん、それに元中日の関川、山崎、酒井がスタメンに名を連ねる。

 それもあってパリーグで西部やオリックス、日本ハムなどファンをずっとつくりたかったがなかなか中日のように入れ込むことができなかった。ここに来てようやくパリーグのファンができたと喜んでいる。

 ところが今日は、0-26の歴史的大敗。やはり寄せ集めのチーム。プロはそんなに甘くないのだろう。プロ野球を見ていると、特に守備はそつなく守るのが当たり前なので簡単に見える。しかし、高校野球を見ていると、そのそつなくこなすのがいかに難しいかがよくわかる。

 野球の勝ち負けを左右するのは、投手力や打撃力がほとんど占めているように思われがちだが、本当の醍醐味は走塁や守備、中継プレイをいかにそつなくこなすかが鍵となる。つまり、打って、投げて、走って、取っての総合力、そして個人力、集団力、さらには体力にセンスに精神力、そのすべてに優れたところが勝つのである。そういう目で見るとまたおもしろく野球が見られる。

 楽天の100敗はあるのか?。史上初の中日2連覇は?。楽しみである。

勧誘 2

 これで当分はないだろうと思っていたが甘かった。今度は女性の留学生から内線のインターホーンで新聞の勧誘が来て困っていると言う。何と「宅急便です」と偽って入ってきたとのこと。

 すぐに部屋の前まで行くと、またまた「あちゃー」である。今度は私より年輩の男でがたいも大きく、もうやくざそのもの。内心どきどきしながらも毅然として「宅急便と偽るのは犯罪ではないか」と詰め寄った。

 最初は何かとはぐらかそうとし、そして言った言わない議論になり、ついには商売だからと開き直ってきた。何ともこの手の輩はいったいどうなっているのか。もうがまんがならず問題にしなければと思ったところに、何と前と同じ新聞販売店の店員が来て、ひたすら謝るではないか。

 前回といい、今回といい、あまりのやり方に私も相当きびしく詰問した。「うそを言って寮内に浸入し、商行為を行うのは明らかに犯罪である」と。その後はさすがにこうした勧誘はなくなった。

 実は新聞だけではなく、友達を装った分けの分からない電話や、電話会社をはじめ外壁工事やら、消化器の売り込みやら、シロアリ駆除からいろんな分けの分からないものまでの勧誘電話や訪問がある。巧みな言葉で詐欺ぎりぎりの勧誘に危うく騙されそうになったこともある。自己責任で騙される方が悪いという風潮は、ますますこうした輩をつけあがらせてしまう。次来たら、しっかりと対応していきたい。

勧誘

 新入寮生の入寮が始まるこの時期、強引な新聞の勧誘が時々ある。数年前、寮生のS君がけんかしていると他の寮生が血相を抱えて寮監室にきたことがあった。出てみると、新聞勧誘員のちんぴら風の兄ちゃんと言い争っている。

 何と怖そうな兄ちゃん。「あちゃー、まずい」と思ったが、ここは一つ寮監らしいところを見せようとその場に加わった。どうもその新聞勧誘員、寮庭奥側の集会室の裏をまわって進入したようだが、S君には管理人の許可をとって入ったと言ったらしい。

 私が出ていったことで、勧誘員のうそが判明。ちんぴらも謝りかけたが、何と開き直ってS君の喧嘩腰の態度を逆に責めはじめるではないか。これにはさすがに私もぶち切れそうになり、これは明らかに不法侵入と迫り、やっと謝り、帰っていった。

 その新聞販売店に電話をすると、それは新聞拡張専門の人たちで自分たちには関係ないようにいう。これまたぶち切れそうになり、「新聞をとったらあなた達が集金するんでしょ。もろに関係あるではないか」と言うと、すっ飛んできたが、不愉快きわまりなかった。(つづく)

センバツ高校野球大会開幕

 選抜高校野球大会が開幕した。それにしても今年の選手宣誓はまた立派なものだった。あれだけの人の前で、そして全国の人が見ている前で本当に感心する。あれが自分だったらと思うだけで、どきどきしてくる。

 その駒大苫小牧高校、初戦を突破した。私が通った大学と同じ校歌なのでどうしても応援に力が入る。今日は朝一で入寮者があった関係でテレビをよく見れず、その後センターへラジオを聴きながら出務したが、雨の中のいい試合であった。

 春雨の中の甲子園といえば、わが金光大阪高校を思い出す。東京からもバスでの応援団を繰り出し、金光教泉尾教会、玉水教会のお世話になり、一生忘れられない応援旅行となった。

 わが母校金光学園か、またまた金光大阪か、是非とも甲子園に出てもらいたい。あの甲子園のアルプススタンドでの応援は何とも味わったものでしかわからないすばらしいものがある。あの時は興奮してあっという間であった。その時を思い出し、暇さえあればテレビを見ている今日このごろである。

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