公開シンポジウム『よりよい未来へ』-いま、求められる教育とは-開催される
昨日は、四谷区民ホールにおいて、金光教東京センター・金光教東京都教会連合会主催の公開シンポジウム『よりよい未来へ』-いま、求められる教育とは-が開催された。参加者は約100人。
内容は、金光学園校長の佐藤元信先生の基調講演『見えないもの見る』、近代史に造詣の深い作家保阪正康氏の『先達の足跡に学ぶ知恵-歴史を語り継ぐ精神-』、上原泰男東京災害ボランティアネットワーク事務局長の『被災者支援の現場から-いのちと暮らしの支えあいを共に学ぶ-』、元金光大阪高校宗教教育科教師の近藤和明金光教小坂教会長の『心を育てる 神心を現す』、との3氏の発題の後、保阪氏コーディネーターにより、以上4氏によるパネルディスカッションがあった。
私は受付と外の会場係だったため、しっかりと聞くことができず残念であったが、時々中に入って聞いた感想として、それぞれ立場の違う方から非常に興味深い発題がなされ、それを「いのち」と「教育」というテーマに絞り込んで、保阪氏が自分自身の意見を述べつつ、なおかつ他の3名のバネラーの方の意見を引き出しながら、焦点がぼやけることなく討議が進んでいったことに感心した。
全体で4時間30分という長短場のシンポジウムであったが、参加者数名の方から、「非常によかった」とのお言葉を頂いた。また、ある宗教ジャーナリストの方が受付をしていた私に「このテーマはやはり4時間必要であり、非常によい意見が多く出され刺激を受けた」と仰っていただいた。
反省点も種々あると思われるが、とりあえずご報告まで。
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