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結婚させて頂きました。

このたび長男が結婚させていただきました。新婦のお父様は何と岡成先生です。まさか親戚になるとは夢にも思っていませんでした。以下は新郎の父としての御礼の挨拶です。実際は用意した以上に、披露宴で見せていただいた和歌山の皆様が作られたDVDへの感想を話したのですが、何をどう言ったか覚えてなくて、娘に長いと叱られました。(^_^;)
 どうぞ、皆様ご指導の程、よろしくお願い申し上げます。

「皆様、本日は誠にありがとうございました。新郎雄生の父親の辻井篤生でございます。両家を代表いたしまして一言ご挨拶申し上げます。

ただいまは、皆様よりあたたかいご祝辞や励ましのお言葉を頂戴し、身にしみて嬉しく拝聴させていただきました。心より御礼申し上げます。

新婦の父の岡成先生とは腐れ縁と申しますか、私たちは腐ってない縁といってますが、ご本部にある金光学園高校の同級生で、寄宿舎に一緒に住んでおりました。3年生の時には、私の母の実家である栗尾家に一緒に下宿いたしました。大学は東京と九州で離れましたが、金光教学院の入学試験にいくと何とそこで一緒になり、ビックリしたようなことでした。

学院を出てご本部研修生で残り、その時も宮黒校舎という一つの部屋に2人で生活をし、それから二人ともだいたい同じ時期に結婚して、本部教庁の真ん前にある光公舎という宿舎でまた一緒になりました。その時は雄生と真生絵さんはまだ互いに0歳で、当人同士は存在の意識はなく、その後私たちの東京赴任が決まり離れました。

それから18年後、二人が再び出合ったのが春にご本部ではじめて開催された『教師師弟交流会』でした。毎年夏には「教師師弟の集い」というのが開催されていましたが、雄生は野球漬けで参加できませんでした。

この春の「教師師弟の交流会」は、息子がちょうど高校から大学生になる時に始めて企画されたもので、車の免許代を出してあげるからと説得して,渋々参加してくれまして、これが金光教への目覚めとなり、全国学生会の協議委員長までさせていただきました。

その交流会を企画された当時の育成部長が岡成先生で次長が大分の江田先生でした。雄生が帰ってきて「岡成先生と江田の先生の話が本当によかった。お父さんと全然違う」と言うんですね。内心むっとしながらも、信心に目覚めたというか本当に嬉しかったです。この交流会で真生絵さんと再会できることとなり、もし一年でもずれていたらと思うと、神様の御計らいあってのことと深く御礼申し上げている次第であります。

教祖様が息子の金吉さんに「申し渡しの書付」というのをお渡しになってます。その中に「男一人、女一人、夫婦仲よう」というお言葉があり、先輩の先生が、これは夫婦というのは男一人、女一人、それぞれ独立していて、その上で「夫あっての妻、妻あっての夫」と、金光教では「あいよかけよ」の関係と呼んでますが、足りないところを足し合って支え合う関係だと教えてくださいました。このように幸せなよき家庭を築いてくれると願っていますが、何分まだ未熟者同士であります。皆様方にはどうぞ今後ともお祈り添え、お力添えを賜りますようよろしくお願い申し上げます。

 本日は誠にありがとうございました。

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