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第37回 沖縄遺骨収集奉仕参加 1 2010年2月

 本年も19日から22日かけて、3泊4日の沖縄遺骨収集、万事にご都合お繰り合わせをいただき、無事に終えた。今年も数多くの不思議な体験をさせていただき、誠にありがたい4日間であった。またしばらく活動の様子を連載したい。

 19日早朝5時に目が覚める。息子がごそごそと何かしている。実は小金井市消防団の旅行で同じ沖縄に行く息子が、羽田8時代の飛行機に乗るために早くも行動開始。聞くと昨日寮で学生会があり、そのまま徹夜して起きているとのこと。若さがうらやましい。

 息子は国分寺5時30分の羽田行きバス、私は6時のバスに乗った。バスに荷物を預け、財布をとろうとしたときに首に掛かっているはずの携帯がない。何といつも何か一つ忘れるが今度は大事な携帯だった。しかしどうしようもない。まあ、何とかなるとバスに乗り込んだ。

 バスは順調に羽田に向かい、8時15分頃には羽田に着いた。一緒の飛行機は年配のA子さんとS君とHさん、そしてOさんご夫妻。A子さんは携帯を持っていないので少し心配していたが、すぐに出会えた。集合時間の8時50分にはスムーズにみんな揃った。

 金曜日と朝というのに人が多い。他の団体の添乗員の人が驚いているのだから普通ではないのだろう。早めに検査口へ。余裕を持って搭乗。飛行機も予定通りフライトし、那覇に12時すぎに降り立った。レンタカーを借りていざ出発。    

 今年は、国内唯一の地上戦のあった日米戦闘箇所を回ろうと思い、米軍が上陸して最初の激戦地となった嘉数高地に向かった。ここでもいつになく車が多い。結構時間がかかり嘉数高台公園に到着、いま問題となっている普天間基地を一望できるとあって観光客を大勢来ていた。

 昨年もそうだったが、基地の滑走路に米軍機の姿はなく、飛んでもいない。これまで普天間2回、嘉手納基地に2回訪れたが、なぜかいまだに米軍機が飛んだところを見ていない。自衛隊機はばんばん飛んでいるのだが。

 昼もだいぶ回ってしまったので、ガイドブックに載っている地元の家庭料理屋を目指したが、目的に付近までは来ているのだが見つからない。仕方なく宜野湾市役所隣にある沖縄そば食道に入ってソーキそばを頂いた。入っている豚肉の骨までやわらかく、食べられることに驚いた。

 その後、金光教那覇教会に参拝。万事のお繰り合わせをお届けさせていただき、ふりかえると続々と明日の参加者の方が参拝にやってきた。九州や伊勢方面からの参加者だ。そこで全体リーダー格のOさんやSさんと出会い、夕食は期間中みんなが必ず一度は出会う国際通りと一銀通り交差しているところにある「あんつく」に合流させていただいた。(つづく)

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