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楽天イーグルス発足

 楽天イーグルスが発足した。何はともあれ、2リーグ制が維持できたことはよかった。田尾が監督、誠に重畳。しかし、楽天とライブドアー、こういう決め方がいいのかどうかはなはだ疑問に感じた。最初、まず1リーグ制ありきで動き出した野球機構側。強引な合併を画策して失敗したが、オリックス、近鉄の合併は引くに引けず押し通してしまった。

 最初の思惑がはずれたのに加え、一場事件の発覚などでその後の迷走は目を覆いたくなる。あのお歴々の能力のなさには呆れかえってしまった。今朝、新聞記事をコメントするテレビ番組で、ダイエーを創設した中内氏が話題になっていた。原点がすべてフィリピンでの戦争体験にあり、周囲を全く信用することができず、結果身内ばかりで固め、優秀な人材を手放したことが没落の最大原因とのこと。

 その息子がオーナー会議の中にいるからではないが、楽天が参入しても余程風穴を開けないと日本プロ野球は沈没するだろう。どなたかは、「野球は文化」だと言っていた。その通りと思う。野球は道である。「球けがれなく 道けわし」だ。何人も道をけがしてはいけない。もしかすると日本全体、いや世界全体が人材不足なのかもしれない。となると事は重大である。

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