一昨日の当欄「末代の恥」を新聞用に書き換えて投稿したら、本日の『東京新聞』発言欄で掲載されました。以下に紹介します。その東京新聞社会面を見てびっくり。なんと辞任したそうだ。何もやめなくてもいいと思いました。ただ、記者会見に出てきた服装は何とも。テレビの「とくダネ!」は同情的でしたが、毎日新聞などはやめて当然と書いていたようです。
監督の発言十分注意を
選抜高校野球大会、21世紀枠で出場した向陽高校(和歌山県)に敗れた開星高校(島根県)の監督が、試合後のインタビューで「21世紀枠に負けて末代の恥です」などと発言した。いくら「選手のせいではない」といっても、これでは選手たちがかわいそうだ。
高校野球は「負けに学ぶ」ものだと聞いたことがある。高校野球は1度負けると終わり。その制度に疑問を持ったアメリカのテレビ取材に、高野連の方が「全国何千の高校の中で勝つのはただの一校だけ。他はすべて負ける。なぜ負けたかを考え、それを生かすことが大事なんです」と答えた。
これを知っていれば「末代の恥」との発言はなかったろう。指導者の言葉は、子どもたちの人生に強く影響する。肝に銘じてほしい。
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