いよいよ2011年もあとわずか。「よいお年を」と挨拶を交わす。しかし、政治は相変わらず混迷。一生懸命、それこそ毎日必死で頑張って頂いていることと思う。でも、迷走。何がどう難しいのか。その「何が」はわかる。消費税、原子力発電、普天間問題、民主党のマニフェスト違反等々の問題である。
しかし、どう難しいのかがよくわからない。解決のための選択肢はますます狭まっており、民主党も自民党も、またそれぞれ内部の政治家たちの言っていることの何がどう違うのか。結局ほとんど同じことではないか。なのに解決のためになぜ努力、協力しないのか。ここがよくわからない。
一番危険なのは「政治不信」と言ってしまえば一言で済むが、この言葉も軽く使っていないか。小学生たちが総理大臣をバカにする日常は平和でありがたいのではあるが、若者たちの憎しみを込めての政治家批判は、まさか戦前の2.26のようなことにはならないとは思うが、危険はある。
と、暗い話で今年を終えてしまったが、本年はまさに災害の年であった。そこでは、私たちの生き方の問題、信心のあり方など色々と反省させられ、また学ばせて頂いた。ここから貴重な教訓を導き出し、次世代へとつないでいかなければならない。
これまで挨拶程度で「よいお年を」と言葉を交わしていたが、今年の「よいお年を」は自然とそこに強い願いがこもる挨拶となった。来年は本当に幸せな年であってほしいと思う。
※本日の夜から2012年1月5日夜までの予定で帰省します。そのようなことで、当ブログしばらくお休みします。皆さま、それでは心を込めて、どうぞよいお年をお迎え下さい。今年1年ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました。来年も引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます。
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