2012年2月アーカイブ

沖縄から無事帰寮しました。

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 昨日夜12時過ぎに、無事帰寮しました。このたびも万事にご都合お繰り合わせを頂き、全てに順調におかげを蒙りました。

 那覇教会長はじめ、信奉者の皆さま、事前調査に1月に一度、2月本番1週間前から入っての中沢さんや吉井さんの事前調査のおかげをいただきまして、このたびも貴重な体験をさせていただきました。深く御礼申し上げます。

 私、明日東京センターでの教区委員会の後、夜行バスで金光新聞の会議出席のためご本部にまいります。そのようなことで帰って来て、来週あたりからまた体験記を連載したいと思います。

 どうぞ、よろしくお願い申し上げます。

 

 

沖縄遺骨収集事前学習会

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 第39回沖縄遺骨収集に寮からの参加者が8人、神奈川教会のご長男、次男の2人、何回か御一緒した春日部教会小笠原先生夫婦と私たち関係者は12人。ありがたいことである。寮からは毎年初参加者がいるので、事前に学習会をして臨んでいる。

 前年の事前学習会では、1953(昭和28)年制作、今井正監督のDVD『ひめゆりの塔』を鑑賞した。DVD化されてはいるがさすがに音声が聞き取りにくかった。ただ、なぜか1995(平成7)年の神山征二郎監督のはDVD化されてないため、やむなく古い方を見たが、今回は中古のVHSを購入して鑑賞した。ひめゆりの塔は全部で4作制作されているらしく、それぞれ視点も違うと思われるのでいつかは全部見てみたい。

 沖縄遺骨収集参加の意義はもう何度も書いてきているところだが、事前学習会の意義は、参加の意義を強固にすることはもちろん、教科書程度の知識で参加するのと、しっかりと歴史の事実を踏まえ、勉強した上での参加とではその体験度が全く違うというのが1つ。

 2つ目は、戦争とは、「殺し、殺され、焼き、焼かれること。痛くて、臭くて、心細くて、腹が減り、辛くて、苦しくて、悲しいもの」という本当の戦争を知るということ。

 そして3つ目は、戦争の功の部分をも見るというと語弊があるが、戦争に学ぶことも必要だと思うからだ。でないと、単に「戦争はいやだ」、「戦争反対」だけでは、またぞろ戦争に向かうからである。古今東西全ての戦争は「平和のために」なのだ。 
 
 戦争で犠牲になった方たちは、まさに身を賭して、国家のために家族のために死んでいった。その自分をさしおいても人を助けようとした精神は尊い。そして幸いにして崖っぷちから生還した人たちは、死の世界を覗き見たことによって生の重み、生の尊さを知ったと思う。

 もちろん、戦争を美化しているのではない。生の重さ、人を思う大切さ、今の普通の生活の大切さを知るためにも戦争を直視し、1人ひとりが人ごとではなくて、自分のこととして責任を持ち、その持ち場立場で「世界人類に貢献する」リーダーになってもらいたく、現在の生活、今の世界、社会を考えてほしいからだ。

 その上で関連して問題提起。どうも、この国の無責任体質は戦前、戦後と全く変わらない。例えば戦争を指導したリーダーたちが免罪になる風潮がどうしても理解できない。それでは300万人も犠牲者を出して「負けた責任」はないのかと。私は万死に値すると思う。

 しかし、「負けた責任」というとそれでは「勝てばいいのか」という議論になる。もちろん勝てばいいというものではないが、そういった「戦争絶対悪」の陥穽というか、「戦争が悪かった、戦争は人を狂気にさせる」といって、個人の責任が問われず、免罪になってしまう。

 ゆえに、あえて負けた責任を問いたい。もちろん戦争は絶対にしてはいけない。しかし、絶対悪というとそこに落とし穴ができる。つまりは「平和のために戦争」という論理に隙を与えてしまうのだ。そうならないためにも「戦争」をあらゆる視点から考える必要があると思う。

 これは現在の「原発問題」や「沖縄基地問題」など全てに通ずる。善悪の判断や価値判断だけでは前に進まない。改憲、護憲もそう。物事の本質を見極め、少しでもよりよい方向へと歩んでいくための努力が必要だ。

 話が長くなってしまったが、2月18日、19日の第39回沖縄遺骨収集も是非万事にご都合、お繰り合わせを頂き、それぞれにケガ、過ちなく、多くの体験を踏んで来てもらいたいと願っている。

金光教話し方講座

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 現在、東京センター3階ホールで、金光教話し方研究会(金話研)主催による「金光教話し方講座」が第2、第4水曜日に開催されている。今日はその第1コース最後の6回目。「金話研」は、故金光達太郎先生が開かれた「H・R話し方研究会」から生まれてきたものだ。

 H・R主催の話し方教室は、その一つとして現在でも本郷教室として金光教東京センターで開かれているが、これには信奉者以外の一般の方も参加される。そこでは金光教の深い信心話はできない。

 そこで信心の話もできる教室ができないものかと、H・R教室時代の金光先生の弟子たちが「金話研」独自のテキスト「道を伝え広げゆくために」を制作。講師陣を養成して講座を始めた。昨年7月に、H・R話し方教室の通常の8コースを卒業していた私にも声がかかり、「金話研」の講師養成集中講座を受講した。

 この集中講座を受講したものが、実際の教室で実習を20回踏むことによって「金話研」の講師になれるそうだ。現在、その講師見習いで不肖私も講義の一端に加わり、また生徒さんが話された内容にコメントをしている。

 自分ができないことを人に言わなければならない恐ろしさ。また、信心の話ができるということは、それだけ信心ができていなければならず、毎回ひやひやものである。もちろん真の講師によるコメントのコメントがあり、私自身も大変勉強になり、何とか楽しくがんばっていきたいと願っている。

 講座は途中からの参加もOKですから、どうぞご参加下さい。それでは行ってきます。                                     

金光教のラジオ放送に出ます。

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 不肖私、気仙沼でのボランティア経験を踏まえた内容が、「元気をもらった気仙沼でのボランティア」というタイトルで放送されます。昨年末に大阪の金光教放送センターで収録したものです。緊張して変な声をしていますが、よろしくお願い申し上げます。

朝 日 2月29日

東 海 3月 2日

北海道 中国 3月3日

東北 ニッポン 和歌山 山陽 南海 RKB毎日 宮崎 3月4日

時間は下記の金光教放送センターホームページをご覧ください。

http://www.konkokyo.or.jp/radio/index_shedule_m.html

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