「頑張れ」ではないのでは?

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 地震に加え、福島原発事故の影響で私の身近にも精神的にナイーブになっている人が多い。聞くところによると、地震直後の小金井・国分寺辺りの心療内科はどこも予約で一杯で、新規の診察は断られるとのことだ。

 東京でさえこれだから、被災者の皆さまの精神的苦痛、心神耗弱はかなりのものに違いない。そこに持ってきて今日日の新聞やテレビは「頑張れ」「負けるな」と無邪気に叫んでいる。果たしてこれでいいのか。どうも納得がいかない。

 「頑張れ」ではなくて、頑張らなければならないのはこちらではないかと。被災者の皆さんはもとより、日本全体がその苦難を分かち合うべきだ。ただの言葉だけではなくて、それぞれが相当の辛抱を覚悟しなければならないであろう。

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このページは、つっさんが2011年4月 2日 17:48に書いたブログ記事です。

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