6月10日夜10時、ボランティアに参加する寮生6名と理宇ちゃんの友人のSさんと私の8名が集会室に集合。御祈念の後、首都圏地震等災害ボランティア機構の配車の小金井教会ハイエースで一路気仙沼へ。
予め申請を出していただいている調布から一関までの高速無料証明書を各料金所で見せながら行く。途中、またまた大雨。4月にボランティア運転手として行ったときと同じだ。最近は完全に雨男になってしまっている。
道はがらがらでスムーズに進行。途中から息子と寮生K君が運転。私は荷台に横になって楽ちん体勢。ただ、時々ある段差で体が宙に浮き、起こされる。地震後3か月の時点でもまだまだ修復が終わっていない。
早朝5時頃に気仙沼市街に入る。途中から一変した景色に寮生たちも驚く。時間があるので港の方まで降りていき、理宇ちゃんの実家や流されてしまった理宇ちゃんの家の跡を見て回る。みんなだんだんに言葉をなくす。
6時前に教会に到着。奥様や現地スタッフのS先生が迎えに出てくれていた。教会長は盛岡教会月例祭のため、今し方教会を出発したとのこと。6時から奥様先生のもと、ご信者さんや他のすでに入っているボランティアの皆様と共に御祈念を頂く。
この日から毎日6時の御祈念では、教会長先生から今日の教えに併せてお話を承った。震災2か月頃までは、ご神殿にも被災者が避難して寝取りましており、最近になってようやく本格的に御祈念が出来るようになったとのことである。(つづく)
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