3月の月例祭は、ご祭主に運営委員で赤羽教会長藤原務正先生を迎えて、滞りなく仕えられた。教話では自身の大学受験当時を振り返り、大要次のようにお話しされた。
「猛勉強の末の不合格という結果のお届けで『神様にお詫びを』と言われた。なぜと疑問に感じたが、浪人生活を経験して、神様が長い人生の困難を乗り越えていくための試練を与えてくれたと思うようになった。神様は逆にさほどの努力なしでも褒美をくださることもあるが、この時に簡単に合格していれば、その後に苦労が待っていたように思う。常に私たちのことを思ってくれている神様と二人三脚で充実した学生生活を送ってほしい」。
その後の送別会では、以下の写真のようにまず在寮生の代表からそれぞれ記念品を贈呈し、送る言葉を述べた。
次に、思いでのスライドショーを鑑賞し、つづいて卒寮生のお礼の言葉があったが、もうみんな大泣きしているので、ここで写真に出すのは可哀想なのでやめておきたい。
最後に、私と妻の主事も送る言葉を述べて終了した。今年の卒寮生は気仙沼ボランティアや沖縄遺骨収集で共に過ごすことが多く、M・Fさん、M・Oさんはすでに部屋を出、昨日もT・K君が退寮し、このとほか寂しい毎日を送っている。
いよいよ息子もいなくなることにはまだ実感がないが、それぞれ本当に幸せになってほしいと願っている。
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