第30回金光教東京平和集会のご案内

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 先日、第30回の東京平和集会の記念講演をお願いしている保阪正康氏(作家)と講演の打ち合わせを持たせていただき、主催者側としてお話してもらいたい内容を伝え、ほぼ願い通りの了解を頂いた。

 ポイントとしては、講題の通り、戦前社会の平和と戦争の分岐点は奈辺にあったか。その点を歴史に学び、教訓化していただく。それは現在社会のあり方が戦争へと向かった戦前社会と非常に似てきているのではないかとの問題意識から。もう一つは、戦前国家に宗教がどうからみとられていったかについて学ばせていただき、私たち金光教として今後どうあればよいかについて考えていきたいという2つである。

 わずか、1時間程度の打ち合わせであったが、さすが昭和史に造詣が深く、何十冊も著書を出されている方であり、非常に興味深いお話を聞かせて頂いた。ぜひ、ご参加下さい。
 
 また、その後歴代所長によるパネルディスカッションをもって、これまで29回積み重ねてきた集会の成果と課題を確認し、ここからを展望していきたい。子どものひろばも用意しているので、どうぞお勧め下さい。

 下記に、日程の概要を記します。

第30回 金光教東京平和集会 場所・金光教館(東京教会イーストホール)

●テーマ 「どこまでも真の平和を求めて」
 東京平和集会は、現代社会の「平和」ならざる状況の克服を目指し、平和を願う人々が一堂に会して、学習、情報交換、社会アピール、祈りを共にするとともに、新たな活動を生み出すことを願いに開催してきております。
 本年は、第30回を迎えるところから、平和への祈りの結集と、平和にかかわる社会動向を押さえながら東京平和集会の歩みを総括し、ここまでの成果と課題を整理すると共にここからの方向性を展望してまいりたいと願っております。
 内容としては、後掲の通り、昭和史に造詣の深い保阪正康氏の記念講演と東京センター歴代所長によるパネルディスカッションを考えております。

●日時 7月15日(日)13:00~16:30
●会場 金光教館(JR秋葉原駅下車 昭和通り口から徒歩3分)
●内容
13:00 ○平和の祈り(20分) 

13:20 ○記念講演 「平和(戦争)への分岐点。歴史に学ぶ」

       講師 保阪正康氏 (1時間15分)

14:35 休憩(10分)

14:45  ○パネルディスカッション
     「本教に願われる平和活動とは。-これまでを振り返り、ここからを展望する-」

    司会・松本所長、パネリスト・ 川上、藤原、浅野、小柴の各師

        14:45  平和集会の歩み(10分辻井)
        14:55  パネルディスカッション(70分)
        16:05  質疑応答(20分)
        16:25  保阪氏コメント(5分)

16:30   閉会
       所長あいさつ

13:20  ○子どものひろば
     平和に関わる施設「昭和館」を見学し、映像、写真、体験学習を通して、楽しみながら平和を学びます。

 ※ポスター出来次第アップします。

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このページは、つっさんが2012年5月30日 11:26に書いたブログ記事です。

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