Home > 6月 7th, 2010

6月の月例祭・食事会

昨日は6月の月例祭・食事会が開かれ、ご祭主に赤羽教会長藤原務正先生、教話は青年教師会からの申請教話で、前橋教会の土居先生であった。教話の概要は次の通り。
「学生の頃、原付バイクで走行中に、もみじマークの運転手にぶつけられた事故に遭い、結果軽くすみ、この事柄を通していのちの大切さや万事のお繰り合わせをいただいた。でも、そもそも「最初から事故に遭わなければよかったのに」という思いが残った。それから、その頃はボランティアで精神的に病のある方々にソフトボールを教えていた。
その後、金光教学院に行くことになったが、在学中に自分自身が精神的な病に冒された。「なぜ自分が?」という思いがしたが、学院の先生の「思い通りにはならないが、願い通りにはなる」という言葉などに励まされ、何とか学院を卒業することができた。その頃の自分自身を振り返り、どうも答えを早く求めすぎて焦ってしまい、自分で自分を苦しめていたことに気がついた。
ある時、教会長の行動に納得がいかず、教外から嫁に来た義姉に愚痴を聞いてもらった。その時に義姉が「教会長は、時々神様タイムに没入する」ということを聞いて悟った。「そうか、今までは答えを早く求めすぎていたが、神様時間で日々の生活の中でゆっくりと求めていけばいいのだ」と。現在は、一つひとつのことをゆっくりと取り組ませていただきながら、信心を問い続けている。
皆様も都合の悪いことがこれから色々と起きてくると思うが、答えを早くだそうと焦らずに、勉強だけではなくて、アルバイトや恋愛、寮の交流会など色々なことにじっくりと取り組んでいってもらいたい」。
その後の食事会当番は、日本人女子学生3人。鶏肉の料理、タイ風のピラフにスープ、野菜サラダであった。前回、焼き肉の時に野菜サラダが少なかったことで、今回の当番は「これでもか」という感じで大量の野菜サラダを用意。これがメインかと思うほどだ。しかし、日頃あまり食べてない野菜を多くとることができ、みんなご満悦の食事会となった。感謝。