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第40回 沖縄遺骨収集奉仕に参加 1

 先日、2月15日から18日までの三泊四日で、沖縄遺骨収集奉仕に参加した。今回も勉強会と説明会を開き、映画「ひめゆりの塔」の鑑賞や話し合いを持った。わがグループは総勢8名。男性6、女性2名、初参加者が4名。

 今年も名鉄観光のツアーで昨年とホテル等ほとんど同じ内容である。昨年と違うのは、今年は15日金曜日朝から行動を一緒にできるとのことで、できるだけ早い便で沖縄入りし、できるだけ遅い便がありがたく、羽田朝8時フライト、最終日沖縄19時20分発での日程となった。

 羽田8時となると小金井は5時頃に出なければならない。幸いこれまで国分寺からしかなかったバスが武蔵小金井からも出るようになった。ただ、それでも5時15分発のバスに乗る必要がある。毎年この一番最初が難関。案の定、1人が出遅れ、出発ギリギリにバスに乗り込みセーフ。毎年、まずは参加者の体調、健康、都合、天候、交通機関の万事のお繰り合わせを日々祈る。スムーズの旅立ちにホッとする。

 飛行機は予定通り沖縄到着。レンタカーを2台借り、金光教那覇教会に参拝。無事の到着をお届けし、ご無礼過ちなきようお願いする。林先生から遺骨収集のさわりのお話を聞く。その後は毎年、恒例の戦跡巡り、平和学習ツアーを予定している。まずは嘉手納基地や普天間基地を遠望できる嘉数高台公園に向かうため北上。

 その前に腹ごしらえ。ネットで調べてもらい、タコライスの有名店に食べに行く。ただ、私には量が多すぎて食べきれず、若者に食べてもらった。せっかくネットで評判のいいところを探してもらったが私にはちょっと大味だった。

 この頃になると小雨だった雨が強くなり、これでは基地に行っても何も見られないと判断し、北上は断念。那覇港近くにある「対馬丸記念館」に向かうことにした。

 昨年は時間の都合で立ち寄ることができず、今年の参加者はみんな初めてのこと。対馬丸についてはこれまで何度か触れて来ているが、沖縄から本土に向かう疎開船で、九州に疎開中、アメリカ潜水艦の標的となり、乗船者1800名のうち、学童775名を含む1418名(氏名判明者数)が一瞬のうちに帰らぬ人となった事件である。(つづく)

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