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第8希望

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 娘が大学のゼミ合宿先から自分たちで作ったご飯の写真を送ってきた。楽しそうで何よりである。この○○ゼミ、実はいろんな先生のゼミがある中で、自分が行きたいゼミに希望を出して決まる。娘の場合、何と第8希望。提出した行きたい順の最下位希望のゼミに振り分けられた。

 娘はかなりショックの様子で、見ていた私も「学校に行きたくない」と言い出すのではないか、何とかならんもんかと心配した。妻はそれこそモンスター・ペアレントになって学校に抗議に行こうかと息巻くほど。ただ、娘の方が立ち直りが早く、「まあ、これも運命」と受け入れた。

 そして心配は全くの杞憂であった。先生はもう70歳前の男の先生だが、かなりいい先生らしく、よく先生とのやりとりを楽しく家で話していた。そして1年が経ち、娘によると、先生はもう退官間近であまりやる気が出ず、ゼミ合宿を取りやめていたそう。それがこのたび久し振りに再開したのだそうだ。

 それは娘たちゼミメンバーが、希望のゼミでなかったにせよ、折角出会ったのだから楽しい研究の場としようと頑張ったことが下級生にひろまり、このゼミの今年の1年生の希望者がほとんど第1希望と第2希望者が集まったとのこと。先生も俄然やる気が出てきたそうで合宿の再開となったそうだ。

 この話を聞いて本当に嬉しかった。無意識的にせよ、それこそ信心を実践しているとありがたい気持ちで一杯になった。

 冒頭の写真が来たので、ちょうどご飯を食べていた私も、「今日の私のおかず」と「しそ」の写真を送ったら、すかさず「しっそ」と帰ってきた。思わず「座布団一枚」と叫んでしまった。しそにゴマ油と醤油をかけて食べたら結構つまみにいいんです。(*^_^*)

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