« | »

東京学生寮研修旅行・教祖130年生神金光大神大祭参拝

IMG_0371s

 先日の10月13日、14日と寮研修旅行・教祖130年生神金光大神大祭に参拝させて頂いた。このたびは金光教参拝券での新幹線。参拝券には指定もあるが、一回購入してしまうとキャンセルが出ても払い戻しができない。

 そこでぎりぎりに購入するため、ひかり号の自由席参拝券にしている。これで早めに並んで席を取る。連休中なので10数名の席は最低30分前までにはホームへいかなければならない。また東京駅で朝食と車中での昼食弁当購入のため、なるべく早く東京駅に向かう。

 

__

 

 さらには、参拝券は東京都区内から有効で、そこまで定期を持っている人や持っていない人で武蔵小金井駅での切符の購入の仕方が変わる。このように乗り方が少しややこしいので必ず団体行動をとる。ところが毎年集合時間に来ない人や、東京駅ではぐれたり、なかなかスムーズにはいかない。

 今年こそは遅れないようにと徹底していたが、やはり1人集合時間に起きたという寮生がいた。何とか武蔵小金井駅までのバスには間に合い、みんなと一緒の行動がとれた。このように東京駅で時間をとる事情で、新大阪からこだまに乗り換えるという便となり、祭典ぎりぎりの祭場到着となった。

 祭場では聞いていたとおり超満員。1階も2階も人で溢れている。立ってでも生で参拝したいという寮生を残して、一行は会堂で中継を見ながら参拝した。そしてお広前信奉者お届所に藤原茜寮長が代表してお届けした。ここで親御さんも参拝している寮生のためにいったん解散。15時30分から本部教庁4階中会議室で研修した。

 

2

 

 今回の研修は、金光財団事務局長藤井正樹先生の講話。藤井先生は、神様のことが全くわからない状態で金光教学院に入学したが、学院の修行経験やトラックの運転手をしている弟さんの交通事故の経験から、「おかげは前受け」とおかげは予め頂いているものであり、その神様のご恩に答えるのが信心であるとわからされた。

 また、ヒッチハイク中のポーランド人カップルを大阪から倉敷まで送ったことがある。言葉に全く自信はなかったが、何とかしてあげたいという気持ちがわき起こり乗せた。片言英語で相当緊張したが、何とか倉敷まで送った。

 その時に心の中に浮かんだ「何とかしてあげたい」という気持ちが人間の損得を超えた「神心」だと思う。この相手も助かり、自分も助かる経験を通して何事も神様のお働きがあると確信した。そこに気がつかせて頂くために信心の稽古が必要。皆様も神様のご恩に報いるよう稽古を積んでほしいと話された。

 その後「神様のご恩に報いるためにはどうすればよいか」等、質問や感想が活発に出され、共励が深まったことはありがたいことであった。

 

4

3

5

 

 続いて懇親会のために「スーパーマルナカ」まで全員で買い出し。光風館ができてからはこのパターンとなり、だんだんにみんな手慣れてきた。18時から東京学生寮運営委員で総務部長の福田先生と財務部長の山下先生を迎えて懇親の場をもった。

 

IMG_0386s

IMG_0378s

8

9

 

 14日は4年ぶりの倉敷。寮長や行事係が予め調べたコースを回る。まずは「桃太郎からくり博物館」に歩いて向かった。白壁の美観地区に入ると、倉敷は初めての寮生から感嘆の声があがる。20分ほど歩いた美観地区のどんつきから戻る形で裏通りを行くと見えてきた。

 入る前はそう期待していなかったが、目の錯覚によるからくりや仕掛けがいろいろとあり結構おもし
ろかった。皆様も倉敷にお寄りの際は是非。星野仙一記念館も行きたかったが今回は断念。

 

IMG_0392s

 

 この博物館を左に出て少し行くとアイビースクエアーがある。高校の頃はよく遊びに来ていた場所で懐かしい。その入り口向かいの食堂の前にある岡山発のデミグラスソースカツ丼の写真にみんな興味津々。少し昼には早かったがみんなで入り、ほとんどこれを注文した。私にはもう少し甘いほうがと正直思ったが、みんなは美味しいと言っていた。

 

IMG_0393s

 アイビースクエアー内でお土産を購入、次に渡し船に乗ろうとしたが一杯で夕方まで予約で満杯。そこで予定していたカフェに行ったがここも超人気。全員は入れないのでここから1時間分かれての行動とした。

 

IMG_0394s

 

 帰りもひかり号。約1時間おきにある複数の便を想定していたが、間の悪いことに岡山駅新幹線改札口に1時間数分前に着。連休最終日なのでおそらくは約5分後に出る便は座れないだろうと1時間待つしかないことを説明すると、ある寮生の「エー」との不満の声にダメ元で行ってみようとホームにダッシュ。

 何と3号車真ん中付近にまとまって空いていた。これまでの経験上これは奇跡。おかげを蒙った。ひかり号はほぼ各駅停車で、進むごとにどんどんお客さんが乗ってくる。新大阪からは自由席は確実に立っている人で混み合う。乗るには乗っても東京まで座れない寮生が出てくるのも確か。むずかしい判断だったが走って飛び乗り正解であった。

このたびも万事のご都合お繰り合わせをいただき、無事参拝させて頂いた。誠にありがとうございました。

Trackback URL

Comment & Trackback

No comments.

Comment feed

Comment





XHTML: You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>