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シュロたわし

 久々の紀州ネタで「たわし」の話題で申し訳ないが、今朝妻が「たわしの90パーセントが和歌山で作られているんだって」と呼ぶ。めったにテレビを見ない妻が珍しくNHKの「生活ほっとモーニング」を見てのこと。

 じっくりと見れなかったのが残念であるが、「シュロ」という木の皮の繊維でできている。ヤシやソテツに似た木で勝浦でもあちこちに生えている。あれからたわしができるとははじめて知った。和歌山県のなかでも野上町を中心とする野上谷は日本で最大のシュロたわしの産地で、密度のつまったよいたわしを作るために職人がひとつひとつ手作りをしている。

 この昔ながらのシュロたわしは一本一本の繊維が細く、水につけると柔らかくなるので、体まで洗えてしまう優れものだそうである。肌がつるつるになり、使うほどに味がでるシュロたわし、東京でも売っているかな。早速にほしくなった。

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