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東京学生寮9月月例祭・食事会

 昨日は、寮9月の月例祭・食事会を執り行った。祭主は寮運営委員で神明教会の田林美千代先生、教話は関東教区青年教師会から申請教話として、白金教会の和泉一義先生であった。(後掲・教話要旨)食事会は、この暑い夏にスタミナをつけてもらおうと盛大なる焼き肉パーティを催した。

教話要旨
 7年前に関東教区の青壮年教師有志が中心となって「みのり」という農作業をするグループを立ち上げた。そのきっかけは、ある教会連合会の親子で遊ぶある行事で、土をいじった子供に対して親が「土は汚いから触ったらダメ」と、叱った言葉を聞いたからだ。

 土は汚いという感覚に違和感を覚え、土は私たち生命の根源であることを自然に教えることができる何かいい方法はないか。そこでみんなで農作業をするのはどうかと考えたのが最初である。幸い、あきる野市に住むあるご高齢の信者さんが所有している土地を借りることができた。その方にご指導を頂きながら、今ではジャガイモ、サツマイモ、里芋、トウモロコシ等を栽培し、毎年多くの収穫のおかげを頂いている。

 この取り組みは、ただ野菜を作るということではなく、天地の働きを肌で実感してもらうことと、私たちが毎日口にしている食べ物は、そう簡単にできるものではないことを知ってもらうこと、そのために畑に祭壇を設け、その年の最初の作業日には鍬入れ祭、最後に収穫祭を仕えさせていただいている。

 作物の一番大切な根っこに肥料を施したり、草を取り除いたりする農作業の苦労を通して、作物が根ざしている神様のお働きを知る。それと同じようにみんなの人生において、自分自身の一番大切な根っこである心に肥料を施すように、その心の根っこに根ざしている神様のお働きを受けて、様々な苦労を乗り越え、夢をもって目標に向かってここからの学生生活を送ってほしい。

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