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東京ドーム遊園地事故

 またまた痛ましい事故が起きた。東京センターからすぐ近く、東京ドーム遊園地を毎日見ながら通る。いつもは「キャー」というけたたましい声が聞こえるが、さすがに今日は静かであった。ジェットコースター系の恐い乗り物が大嫌いな私は、「よく命をかけてまで遊べるな」と冗談を言っていた。

 しかし、冗談にならない事故が数年に1回は起きているのである。すでに女房や地元の所沢の友人も覚えていないが、そう昔ではない10数年前にも西武遊園地でも人の落下事故が起きて死者が出た。

 その落ちたところがコンクリート壁に囲まれたプロパンガスの大きなボンベが置いてあるところであった。木々が比較的多いひっそりとした場所で、私は夏の暑いときにその木陰で涼んでいたことがある。このニュースがテレビで流れたときに、「あの場所だ」と思わず叫んだことがあるので、よく覚えている。
 
 その事故の原因も確か安全装置の不備であったと思う。今回の事故はその教訓も忘れたあまりにもずさんな運行で起きた。事故が予見される乗り物でアルバイト員だけに任せていること。そもそも安全バーが不完全の場合は、発進できないようにすべきではないか。

 安全より利益、効率重視、人の命より組織やお金が優先される考え方は、戦前からずっと同じではないか。この国の人間は「教訓」という言葉を知らないのだろうか。暗澹たる気持ちになる。 

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