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東京学生寮5月月例祭・食事会

 東京学生寮5月月例祭が藤原務正運営委員(赤羽教会長)ご祭主のもとに仕えられ、下記の概要の通り、教話を頂いた。その後の食事会では、中国からの留学生のよるギョウザ、各種サラダ、中華スープと盛りだくさん。今年度最初の月例祭・食事会で懇親を深めた。

教話概要
 「神様、御霊様は目で見えるものではない。また、科学的には証明することはできない。しかしだから無いと言い切れるか。神様、御霊様は心で感じるものである。その感じ方が大切となってくる。その感じ方で、大きく、広く、深く感じる人と小さく、狭く、浅く感じる人がいる。

 小さく、浅く感じる典型は、例えば受験祈願である。試験の前は一生懸命お願いしておきながら、合格してしまえばもう忘れてしまう。これは感じ方が浅い。広く、深く感じるにはどうすればよいか。それは神様、御霊様を「お働き」として感じることである。太陽の光、熱、空気、水、そしてお土地の働きを得て、私たちはそのいのちの素の食物を頂くことができる。このいのちを支える「お働き」が神様であり、御霊様と感じていく。

 それから、もう一つは神様を「拝む」ことである。それは教祖様が仰っているとおり、親にものをいうように拝むこと。「信心といっても別にむずかしいことはない。親にものを言うように、朝起きたら神にお礼を申し、その日のことが都合よくいくように願い、よそへいく時には、行ってまいりますと言ってお届け申しあげよ。そして、帰ってきたら、無事で帰りましたとお礼を言い、夜寝る時にはまた、その日のお礼を申して寝るようにすれば、それで信心になる」。つまり一日4回拝むことになる。親にあいさつすると一緒。

 さらに深く感じるためには、神様を知るということ。これは先ほどお唱えした「神前拝詞」の意味を意識して勉強していくこと。皆さんは身近に寮監がいるので、是非何でも聞いてください。そうすると神様の考え、神様の気持ちがわかり、感じることができてくる。そしてそこから神様の働きを現していく人間にならせて頂くことができてくる。ここからの寮生活、寮の願いにあるように世界、人類に貢献していけるよう成長を願っている」。

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