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第35回 沖縄遺骨収集奉仕参加 完 2008年2月

 さて、私たちのグループは、本番土日の前日金曜日の朝6時50分羽田発と帰りは月曜日の午後7時30分那覇発の飛行機が取れ、前日と後日に沖縄を観光できた。そもそも沖縄が初めての方が多いことから王道の平和ツアーを組んだ。

 金曜日、10時頃那覇空港着。ただレンタカーを借りるのにやはり時間がかかり、11時頃那覇市を発ち、一路沖縄戦激戦地となった南、糸満市へと向かう。まずはひめゆりの塔に参拝し、ひめゆり祈念館に入る。私はもう何度も入っているが、あの女学生たちの顔写真、何度見ても胸を打たれる。

 次に平和記念公園にある平和資料館に入りたかったが、午後5時から那覇教会での打ち合わせがあるとのことで、「平和の礎」と明日作業するであろう場所を少し見てもらおうと記念公園周辺を散策した。時間が経つのは早い。第1日はこれで終了。

 平和資料館はぜひ見てもらいたいところから、本番第2日の日曜日、作業が一段落して慰霊祈願祭までの時間に初めての方には行ってもらった。それから作業終了後の夜、「あんつく」というお店で有志による打ち上げがあった。国際通りからやや離れたところにあり、観光客ではまずわからないところ。ここの沖縄料理がまた抜群。30人以上の参加者が集まり、交流を深めた。

 月曜日、一昨年行こうとして時間がなく引き返した嘉手納米軍基地を見学。この日は休みだったのか飛行機が一機も飛ばず、三沢基地に行った時とまるで様子が違い静かであった。次に首里城、そしてぜひ行きたくて行けなかった念願の「対馬丸記念館」に行くことができた。その後「海軍壕」に行き、時間切れとなった。もう少し時間があれば、南風原陸軍病院跡や記念館にも足を運びたかったが、そこは断念した。

 途中、昼食を取った公設市場や那覇空港で他の地区から来た道の仲間とよく出会う。これがまたいい。那覇教会長林先生は、東京組、関西組、九州組等が帰る頃に空港に現れ、みんなを送ってくれるている。本当に頭が下がる思いがする。先生の笑顔、そしてお道や教外から参加してくださる一般の方たちを含めた仲間たちの笑顔が忘れられず、また来年もぜひ参加したいという気持ちで一杯になる。

 別れの言葉が「それでは来年また!!」である。ぜひ来年も参加し、来年もまた新しい若い人たちに参加していだきたく願っている。  ぜひ、皆様も一度はご参加下さい。ご案内申し上げます。(おわり)

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