イラク国民議会選挙

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昨日、イラク国民議会選挙が行われた。米国等概ね成功したとの評価であるが果たしてどうか。この選挙が宗派、民族などの各派間の政治的な議論と和解の始まりになればいいが、逆に宗派、民族間の色分けが一層強まったように見える。

 そもそも私たちが常識としている民主的な選挙が有効かどうか。大いに疑問ではあるが、今としては立憲主義のもと何とか和解への道をたどってほしいと祈るばかりである。ただ、この選挙で昨日だけで44人の方が亡くなった。命がけの選挙など想像もつかない。

 それにしてもここに至るまで米軍兵士約1300人弱、イラクの人々は最低10万人が殺害された。これはなにも自爆テロや武装勢力による襲撃の被害者ばかりではなく、空爆による無差別殺戮がその過半をしめているとの調査結果もある。何ともこれだけの方が亡くなる必要があったのか。そしてさらに犠牲者を増していいのか。何とか英知を結集してほしい。

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このページは、つっさんが2005年1月31日 09:57に書いたブログ記事です。

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