6月の月例祭・食事会

| コメント(2)

昨日は6月の月例祭・食事会が開かれ、ご祭主に赤羽教会長藤原務正先生、教話は青年教師会からの申請教話で、前橋教会の土居先生であった。教話の概要は次の通り。

「学生の頃、原付バイクで走行中に、もみじマークの運転手にぶつけられた事故に遭い、結果軽くすみ、この事柄を通していのちの大切さや万事のお繰り合わせをいただいた。でも、そもそも「最初から事故に遭わなければよかったのに」という思いが残った。それから、その頃はボランティアで精神的に病のある方々にソフトボールを教えていた。

その後、金光教学院に行くことになったが、在学中に自分自身が精神的な病に冒された。「なぜ自分が?」という思いがしたが、学院の先生の「思い通りにはならないが、願い通りにはなる」という言葉などに励まされ、何とか学院を卒業することができた。その頃の自分自身を振り返り、どうも答えを早く求めすぎて焦ってしまい、自分で自分を苦しめていたことに気がついた。

ある時、教会長の行動に納得がいかず、教外から嫁に来た義姉に愚痴を聞いてもらった。その時に義姉が「教会長は、時々神様タイムに没入する」ということを聞いて悟った。「そうか、今までは答えを早く求めすぎていたが、神様時間で日々の生活の中でゆっくりと求めていけばいいのだ」と。現在は、一つひとつのことをゆっくりと取り組ませていただきながら、信心を問い続けている。

皆様も都合の悪いことがこれから色々と起きてくると思うが、答えを早くだそうと焦らずに、勉強だけではなくて、アルバイトや恋愛、寮の交流会など色々なことにじっくりと取り組んでいってもらいたい」。

その後の食事会当番は、日本人女子学生3人。鶏肉の料理、タイ風のピラフにスープ、野菜サラダであった。前回、焼き肉の時に野菜サラダが少なかったことで、今回の当番は「これでもか」という感じで大量の野菜サラダを用意。これがメインかと思うほどだ。しかし、日頃あまり食べてない野菜を多くとることができ、みんなご満悦の食事会となった。感謝。

コメント(2)

昨日はありがとうございました。

寮生の皆さんが、真剣に聞いてくださっているのを感じました。
自分が学生の時、ここまで真剣に教話を聞いただろうかと思うと、今教師であるのが恥ずかしい限りです。

僕は金光教学院を卒業した時「この感覚でもう一度、仕事をやってみたいな」と思いました。
仕事の上での失敗など「こういう考え方で取り組めばよかったな」と、よく思い返します。
寮生の皆さんには、僕の経験上、勉強やアルバイト、恋愛などにも、ちょっと信心を取り入れて、取り組んで欲しいと思います。

 ご遠方お疲れ様でした。そのような関係で食事会は残念でした。一番遅いので午前2時と盛り上がりました。

 最近の寮生はいい意味で非常にまじめです。自由参拝の朝の御祈念に数人は毎日参拝しますし、前寮監中山亀太郎先生の書籍を借りに来たり、寮の行事等も積極的に取り組む姿勢が見てとれます。

 私が思うに、閉塞感漂う現代社会にあって、それぞれ自分のことは自分でしっかりしなければという気持ちが高いようです。かつてあったような、いわゆる信心への抵抗感もあまり見受けられません。ありがたいことです。

 また、ゆっくり話せる機会を楽しみにしています。

コメントする

2012年4月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30          

最近のコメント

このブログ記事について

このページは、つっさんが2010年6月 7日 16:33に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「菅総理誕生」です。

次のブログ記事は「菅内閣発足、伸子さんにも期待してます!!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

カウンター

累計:
本日:
昨日: