昨日は、神宮球場中日対ヤクルト戦を観戦した。東京教会のおかげで普通では買えないバックネット裏の席。金光学園の同級生で、なぜかお互い名古屋に関係ないのに中日ファンの、なんと同じ小金井市に住んでいるI氏親子と久しぶりに一緒だった。
必勝を期した山本昌先発、勝ったと思ったが審判に負けてしまった。新聞では「微妙な判定」、中日スポーツは「疑惑の判定」と書いているが、どう見ても世紀の大誤審である。長い長いペナントレース、たった1球の判定でその雌雄が決まることがよくある。そうなってほしくはないが、昨日のはまさにその1球であった。
私たちの位置は、ちょうど一塁ベースからからホームベースへの線上を伸ばしていったところ。藤井の身体は完全に白線の外にあり、打球も確実に白線の外であった。いったい何が起こったのか。一塁審判がフェアと内側に手を振ったときには目を疑った。
当然、ブランコも、小田もファールと抗議する。落合監督も抗議にいったが、あっという間の退場劇。どうも違和感を覚えたのは監督一人で、選手もコーチも誰もその周りにいなかった。抗議の仕方がもっとあったのでは。
今日のテレビニュースを見ても完全にファール。審判も人間、誤審をする。それはそれで仕方がないが、野球のビデオ判定は今どうなっているのか。残り試合、負け数からみて阪神が事実上のトップ。名古屋ドームでの阪神戦が本当の天王山となる。世紀の大誤審がただの誤審で終わりますように。
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