「心霊写真」騒動

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 私は直接関わってないが、わが家族も巻き込み「心霊写真」騒動が寮内で起きた。先日の月例祭後の食事会時、集会室でA・K君が買ったばっかしのIフォンで、寮生3人を写真に撮った。その時は気づかなかったが、次の日に見てびっくり。右端にはっきりと心霊写真が写っていたそうだ。

 それをA・K君から聞いてきた妻。私にあたかもすごい写真が写っているように報告する。A・K君が「テレビでよく話題になっていたが、やらせと思っていた。本当に映るんですね」と言っていたと。「めがねをかけている女性で、寮生の誰の顔でもなく、大きさも変。絶対に心霊写真だ」という。 

 その画像をすでに何人かに送っているそうだ。で、「その写真を見たのか?」と聞くと、「恐くて見られない」と。妻は本当に恐がってしまい、集会室にも行けないという。
確かに本当に写っているなら気持ち悪いなと思いながらも、誰かの顔が何かの拍子で写っているのだろうと思っていた。
 
 昨日夜12時頃寝ていたら、どこかで騒いでいる声が聞こえてきた。「おかしいな、こんな夜中に」と思って起きてみると妻がいない。娘の部屋に行くと娘もいない。バイトが遅くなった娘を迎えにいって、そのまま心霊写真談義で盛り上がっている寮玄関ホールでつかまったらしい。

 他にも5、6人がいるみたい。その時息子が消防団の集会から帰ってきて、あの写真は「絶対にお母さんだ」という。少し遅れて戻ってきた妻が「あの写真はいったんは私ということになったが、めがねの色も違うし眉毛の太さも違う。私とは違う」と結論したと。「それで写真見たの」と聞くと「見てない」という。ガクッ!!

 すると息子が、自分にも送られてきていたその写真を見せてきた。顔半分は写ってない。拡大すると違うようにも見える。が、それは写真だから何とでも変化してしまう。ほぼ妻の写真だろう。しかし、あきらめきれないみんなは、またまた集会室に戻って検証写真を撮りに行くことになり、妻も娘もついていったようだ。

 で、結局妻が写っている可能性が大ということで落ちついたらしい。面白いことに、この手の話に男女共々、全然ダメな人間と全く平気な人間にきれいに分かれる。私は何十年来寄宿舎・寮生活をしてきており、幽霊の一つや二つを作ってきた経験から、この手の話には早々乗らない。そろそろ東京学生寮にも一つくらい伝説を生みだそうかな(*^_^*)。

 しかし、私の場合は主に光と音ではあるが、科学的にどうにも説明がつかないことも数多く経験してきている。心霊写真の真偽はわかりかねるが、御霊様は確かに存在すると思う。くれぐれもご無礼のなきように。

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このページは、つっさんが2010年10月 6日 15:06に書いたブログ記事です。

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