戦争映画に臭いを付けたら誰も見なくなると常々言ってきたが、気仙沼の街の臭いも強烈とのこと。これも映像では想像すらできない。被災寮生姉妹の話によると、臭いの元は大きく2つあるそうだ。
1つは、漁港に設置されていた大きな冷凍庫が流され、その中の魚が腐って臭うとのこと。漁港はそれでなくてもいつも結構魚臭い。それが腐るのだからとんでもないだろう。私の出身町の勝浦漁港にも3階建てのビルに匹敵するくらいの大型冷凍庫がたくさんある。その中身が腐ると思うと、胸が悪くなる。
それからもう一つが下水が壊れ、汚物が垂れ流し状態となっていること。流れていればいいが、それが巨大な水溜まりとなってとどまっているのだから、これもとんでもない臭いを発していることだろう。
震災一ヶ月経ても、ようよう道路の部分の瓦礫を道端に撤去したくらいとのこと。仮設住宅建築、瓦礫の撤去、下水道整備等はプロにお願いするしかない。もちろん、行政府等々一生懸命取り組んでくれているとは思うが、一日も早く整備されるよう願ってやまない。
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