5月の月例祭執行

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 昨日、5月の東京学生寮月例祭が滞りなく仕えられた。祭主・教話は運営委員の子安教会村田先生。村田先生には、もう何年も運営委員になる前から食事会のお世話になっており、いつも美味しいお魚料理を用意してくれる。一年に一度は食事当番になっていただき、昨日は祭主に教話に食事会当番と本当にありがたいことである。

 最近かどうか、若い年代でもみんな魚が大好き。一人暮らしでなかなか食べる機会がないから、みんな大喜び。昨日はカツオを二匹分、あらかじめ教会でさばいていただき、本当に重いのに遠いところを持って来てくださった。

 4時30分頃、到着。用意している間、ここのところ沖縄遺骨収集にいった寮生が「戦争と平和に関する勉強会」を開いており、昨日は2回目。なんと8人も集まっていた。月例祭は午後7時から集会室で仕えられ、その後教話をいただいた。

 あの3月11日、実は村田先生は入寮希望者との面談で寮にきておられ、帰りの山手線走行中の電車の中で地震に遭遇。午後2時半頃出発したにもかかわらず、教会に着いたのはなんと午前2時。約12時間、電車と徒歩とバスとそして最後にまた徒歩、その間タクシーを待つが乗れなかったこと等をおもしろおかしくお話しになったが、この日は寒風すさまじく、それはそれは大変だったろうと思う。

 その後、首都圏フォーラムの復興支援の具体的方法や可能性を調査するため、先遣隊としていち早く気仙沼入りした時の様子をお話になった。気仙沼教会に隣接する紫神社での炊き出しは、NHKテレビでも紹介され、一人一役の被災者が被災者を助ける働きができていたこと。その避難所の中心的役割を気仙沼教会と信徒の方が担っていること。

 また、当ブログでも紹介した気仙沼教会の掲示板に掲げられた「何とかなる」との言葉が行き交う人々の励ましに大いになっていること。教会のお広前にまで避難された方を受け入れるという教信徒、教会、信奉者会館等教会すべてをあげて支援に取り組まれている様子を紹介され、それぞれ寮生のみんなも、「持ち場立場でできるところを是非行動していただき、世のお役に立ってほしい」と話された。

 その後、カツオの刺身、2種類の味付けの「たたき」に寮生一同舌鼓を打ち、楽しいひとときを過ごした。感謝。

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このページは、つっさんが2011年5月 9日 17:18に書いたブログ記事です。

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