気仙沼ボランティア報告② (6/10~6/19) 6

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 人間の記憶はいい加減な、いえ、私の脳みそはいい加減に出来ていて、前回3日目に松島へ出向と書いたが、何とそれは5日目の15日の出来事で、もう頭の中がぐちゃぐちゃになっている。

 そこで、今日からは日付を確認しながら書いていきたい。ボランティア3日目の13日早朝、昨日夜7時頃出発した寮生たちが、朝の3時に無事に東京学生寮に到着したとのこと。これが一番心配だっただけに、ほっとした。

 朝の御祈念時、参拝の皆さまに「皆様方の御祈念、お祈り添えを賜り、東京学生寮寮生7名は今朝3時に無事に帰寮しました」とご挨拶申し上げた。また、昨日は、夜のミーティング中、気仙沼大停電になり、皆様地震直後のことを思い出していたが、全くあわてる様子もなく、手慣れたものであった。

 さて、今日はSさんと地元の方は、Hさん方の室内高圧洗浄を1日かけて行った。私と気仙沼教会長ご長男、兵庫のI君、大阪のSさんの4名は、Hさん方の二軒隣りのAさん方の片付けを手伝った。

 Aさんの母屋は残念ながら流されてしまったが、はなれが一階の炊事場、お風呂、二階は物置になっており、そこにある食器、家財道具、衣類等をご主人と一緒に運び出した。

  P6131093.jpg P6131087.jpg 午前中は、1階の食器を運び出し、床に溜まったヘドロを掬い土嚢袋に詰め、一輪車で運んだ。Tさんのご友人のSさんは、へドロのついた食器を洗った。

  P6131092.jpg P6131098.jpg さて、次に掲げる写真に食器棚が映っている。その中程に壷があると思う。これは実はここに最初からあったわけでなく、母屋にあったものが津波に流され、ここにスポッとはまったそうである。お見事。次の写真の壷だが、そこで私は「不死身の壷」と命名した。この壷を大事にすると必ずや幸せになれると確信した。(つづく)

 

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このページは、つっさんが2011年7月 6日 16:15に書いたブログ記事です。

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