東京学生寮 8月の月例祭・食事会

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8月の月例祭・食事会は、食事当番も少ないところからコストコで調達しての食事会となり、写真を取り忘れました。白桃の写真は岡山県出身のH君ご実家からお送り頂いた白桃です。超美味でした。ありがとうございました。それを301号室のBさんが撮影してFBに投稿されたものを拝借いたしました。失礼。

 今月も私が祭主・教話の御用をさせて頂きました。以下に概要を記します。

 ここのところ、金光大神の信心に基づく「自立的自由人」の道の道たる道を間違わずに歩むには「神様のものさし」を持って頂きたいと話をしてきている。神様のものさしとは、私たちが生きている世界は目に見える世界ばかりではなく、目に見えない世界を見る道具であり、大切なものの見方である。

 例えば皆さんは、なぜお墓参りをするのか。これは単に亡くなられた方を供養するものではなくて、亡くなられた方を「覚えている」ということ。お墓に参って手を合わせ、「おかげ様でまた一年無事で元気で生かしてもろうております」とお礼し、「今後ともどうぞお守りくださいませ」とお願いする。つまり、私の命は親のまたその親のご先祖様から続いてきている私の命の存在根拠である。それを忘れていませんと。

 そこにおかげ様でという感謝の気持ちが生まれる。最近は子どもに迷惑をかけたくないとか、経済的理由で葬式の簡略化や「墓じまい」といってご葬儀やお墓の存在を軽視する傾向が強いがとんでもないことである。これは単に合理化や簡略化レベルの問題ではなくて、人間社会、文化の根幹のところが否定され、人間社会が成り立たなくなる人間崩壊を招く程の問題だと思う。

 近代合理主義はこの目に見えないところを軽視したことでかなりひずみが出てきている。全ての言動が自分から始まり、自分で何でもできると考えている。そこに人間の過信が生まれ、過ちを繰り返している。

 私たちは自分からではなくて、自分はどこから来たのか、その存在の根拠を知ることによって、感謝の念が生まれ、謙虚に改まった生き方ができていく。「おかげ様、お互い様でお先のどうぞ」の3つの「お」の一番の根本である「おかげ様」という心持ち、態度が自立的自由人の姿である。

 今甲子園では熱戦が繰り広げられている。ある時、アメリカの大リークが「日本の高校野球はなぜ強いのか」を知るために調査団を日本に派遣し、地方大会からずっと調査研究してまわったそうである。そこでの一番の疑問が一回負けたら終わりというトーナメント方式である。アメリカでは全く理解できないそうだ。

 この疑問に日本の高野連の幹部が、日本の高校野球は「負けに学ぶ」ためにやっていると答えたそうだ。つまり、全国4千高以上の参加高校のなかで、勝ち続けるのは一校だけ。ほとんど全てのチームは負ける。負けに学ぶとは、一言で言えば「勝って驕るな、負けて挫けるな」であると。

 将来を嘱望され、負け知らずで順風満帆にきた子が、過信によって怪我なので挫折し、そのまま立ち直れなくなってしまった例を少なからず見たきた。現代社会も合理主義的な考え方で、この世界は人間の見えるだけの世界で成り立っていると考え、人間は自分で何でもできると過信し、自らの首を絞め難儀に陥っている。

 私たちは自分から始まっているのではなくて、自分はどこから来たのか、その元を尋ねることが大事。そこにおかげ様の心、謙虚な態度が生まれ、よりよい生き方ができていく。そのお道を確かに歩んでいって頂きたい。

東京学生寮6月 7月の月例祭・食事会

 ここのところ寮の行事が紹介できず、失礼しております。6月、7月の月例祭は両方とも私が祭主・教話で仕えさせて頂きました。その後食事会で懇親を深めました。また、このたび諸事情で中国に帰国することになった安さんの送別の会を7月食事会に併せて開催しました。

 教話の内容は以下に示した「金光大神の信心に基づく『自立的自由人』の道の道たる道」の大道を歩むには、ぜひ「神様のものさし」を持ってほしいと、ここのところずっとその持ち方についてお話ししてきています。6月と7月で順序等実際と違い、また具体的なお話しは省略していますが、一応講録のメモを掲載します。

 食事会は6月は3人の中国からの留学生による中華料理。7月は女性日本人3人に振る舞って頂きました。また、全寮監中山亀太郎先生のご子息からお送り賜りました。千葉の名産スイカを頂きました。ありがとうございました。

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金光大神の信心に基づく「自立的自由人」の道の道たる道

「御取次を頂き
神様のみ心のままに
神様の願いに生き
すべてを神様に すべてに神様を現し

お蔭さま
お互いさまで
お先にどうぞ
の三つの「お」の精神で

自分の思い通りではなく
本然のいのちが承服する
願い通りのおかげが頂ける道である」

神様のものさし、人間のものさし
○人間のものさしと共に「神様のものさし」をもつ
人間のものさし⇒目盛りがある⇒見える世界 ⇒有用価値(二分法、二尺択一)
神様のものさし⇒目盛りがない⇒見えない世界⇒存在価値 (あるがまま)

 人間のものさしを捨てて神様のものさしを持つのではない。目盛りがあるものさしがなければ人間社会は成り立たない。しかし、この世の中は見える世界だけで成り立っていないのもまた事実である。そこで人間のものさしと共に神様のものさしも持つ必要がある。

 それから神様のものさし=精神的で非合理⇔人間のものさし=物資的で合理的とイメージしているがこれは違う。
(例) 10の12乗は兆、10の16乗=京(けい)、10の20乗=垓(がい)。
10の48乗=極(ごく) 10の52乗=恒河沙(ごうがしゃ) 10の56乗=阿僧祇(あそうぎ) 10の60乗=那由多(なゆた) 10の64乗=不可思議(ふかしぎ) 10の68乗=無量大数(むりょうたいすう)
 中国・「10の37218383881977644441306597687849648128乗」
「不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)」=認識不可
 1+1=2の合理から始まったはずが、認識不可能な合理・非合理を越えたものとなる。

「神様のものさし」のを持つ方法
○物事の思い込み、固定観念を外し、常識を疑う。
その意味 いくら正しく客観的に見ているといっても偏りがあり、100%思い込みがあると考えていた方がよい。だからこそ謙虚に物事をしっかりと見るという態度が生まれる。自分が正しいと思ったところだけに留まっていれば進歩はない。
ただし、正しいことはないという悪しき相対主義に陥ってはいけない。正しいこと、普遍はある。真理は1つである。その真理を求める方法は多様にあり、その多様性は認めつつも同じ真理は共有できるはずである。自身の道だけが正しいということはありえない。 私自身絶対正しいことは2つあると考えている。1つは自分だけが正しいと思わないことが絶対に正しいこと。2つめは人間を手段化しないことである。

その方法1 視点をずらす。
空間 場所⇒世界・人類の視点。日本だけでない。
   高さ⇒地上1㍍から2㍍の範囲の人間の目線だけでけで見ない。天地の視点。
時間 過去・未来からのまなざし。自分が見ているのではなくて、見られている存在。
   自分からはじまるのではなくて、
   自分はどこから来たか(存在根拠)、どこへ行くか(使命)
2 逆から見る 「逆も真なり」、多角的に見る。

思い込みの具体
(例1)天地、地球の中で私たち人間は、個体として独立して生きている。×
 地球の中に多くの人間がそれぞれに生きて、そして死んでいっているのと同じように今度は人間の体の中ではそれぞれ細胞が生きて、そして死んでいっている。人間の場合は足の突先のところを少し怪我しただけでも体全体に影響が出る。つまり繋がっている。同じように地球全体も実はすぐには感じないだけで繋がっている。地球環境問題を考えるとわかりやすい。1つのところに異常があると全体に影響する。それよりもなによりも、私たちは今こうして東京学生寮の集会室にいるが、この床を通して繋がっている。人間の体の中は空間がなくて繋がっているとイメージするが、人間同士だって天地のこの地面で繋がっている。

(例2) 私という個人は最終単位でこれ以上分割できない× 『分人』という考え方
 私は私であって本当の自分は1つしかないと考えている。例えばアルバイト先では気の合った人がいなくて、溶け込めない。おそらく自分は暗い性格だと見られている。本当の自分はそうではないと。しかし、それも実は本当の自分なのである。学校の先生の前と友達との前では全然違うように、それぞれの相手によって違う自分がいる。よくキャラを作っていて、本当の自分は違うという人がいる。だから自分探しの旅に出るとか昔流行ったが、結局本当の自分はどこにもいなくて悩んでしまう。全ての自分がそのまま自分なのである。

 以上の具体例2つからいくと、個体は個体としてあるが、私個人を構成しているのは決して個体としての私だけで決まっているのではない。その本質はどうも人と人との間の空間の見えない場所にあるらしい。つまりは自分と他者との関係の関わり方で自分個人が成立しているということ。

 最近、心を病む人が増えてきたが、上手くいかない時、何か調子が悪いという時に、自責の念で自分ばかり責めるのではなくて、半分は相手にも責任があると考えれば気が楽になる。もちろん全部他者に責任があると他者ばかり責めるのはこれはまた最近の心の病の傾向であり問題。一種の「お互いさま」でという感覚が大切。

 大事なのは、自分と他者は、身体と名前が違うという個体としての1つの自分と他者との2つとしてあるが、その個体を形成している個人の本質は個体にあるのではなくて中間の場にあり、その場の影響によって自分が形成されているということ。それは一であって二であり、二であって一という関係論に本質があるのではないかといこと。神人あいよかけよも、神でもなく、人でもなく、「神人」と呼ぶところに「あいよかけよ」の本質があるのではと考えている。

 信心に基づく真に自立した自由な人間というのは、人間独りでないから1人になれること、独りでないからこそ1人として自立できること、つまり、他のお世話になって初めて自立できる。
【人間は小天地で、自分の頭をいつも神かお守り下されているから、自分の体を思うように使えるのである】

 自由は、「自由は自由にのみ拘束されるという」全てを自由にはできないということを知るところにはじめて真の自由が獲得できるということ。
【わが身はわが自由にならないものである】

 間違った自由観は、「しなければならないことを、させられるのは自由でない」と思っていること。自由とは、「したいことをするのではなく、するべきことをすること」であり、真の自由人は「したいこと」と「するべきこと」が一致する。
【世のため、人のため、わが身のためと思って、家業をありがたく勤めることができればそれがおかげである。それが神の心にかなうのである】

 この自立的自由人の考えも、個体論としての個人ではなくて、関係論の上での個人という考え方である。

 以上のように、私自身が思い込んでいる固定観念や常識を外していくと、これが不思議と全て教祖金光大神様の信心に近づいていっているということ。まさに「神様のものさし」を持てることになると思う。

 神様のものさしで計ることの最大のメリットは、当たり前のことが当たり前ではないことを知り、そこに感謝の念が生まれることである。「おかげ様」

気仙沼の仮設住宅の住民 「地震の前の暮らしは、夢のような生活でした」
 私たちはいま夢のような生活を送っている。「奇跡はすでに起きている」
堀尾保治先生 「奇跡の毎日を生き、奇跡の場所におらせて頂いている」
【お天道様のお照らしなさるのもおかげ、雨の降られるのもおかげである。人間は、おかげの中に生まれ、おかげの中で生活をし、おかげの中に死んでいくのである】

 しかし、今日これだけものに溢れ、何不自由ない生活を送っていれば、当たり前のことはやはり当たり前だと思ってしまう。

原発事故 小金井市計画停電ヒント 「持っているものを持ってないかのように生きる」

 ただ、今現在難儀を抱えており、お礼、お詫び、お願いどころではない、まさに「助けてくれい」と叫び苦しんでいる人もいる。難儀の渦中にいる時は本当に辛いものである。

 しかし、今どんな境遇にあうとも、どんな出来事にも意味があり、どんな人生にも意味がある。そしてあなたを必要としている誰かがおり、願いがある。それをあなたに発見されるよう待っている。あなたもそのためにできることがある。どんなに苦況にあっても投げ出す必要はない。
【神は人間を救い助けてやろうと思っておられ、このほかには何もないのであるから、人の身の上に決して無駄ごとはなされない。信心しているがよい。みな末のおかげになる】

開寮記念祭・新入寮生歓迎会

 遅くなりましたが、去る4月16日土曜日午後3時から、東京学生寮集会室において、福田光一運営委員長代行ご祭主、金子恵運営委員祭員のもと開寮記念祭が仕えられ、山下輝信委員からご挨拶を頂いた。

 引き続いて新入寮生歓迎会。今年の新入寮生は日本人が4人、留学生1人。
 
 自己紹介の後、今年も恒例となった班別対抗の「誰の答えでしょう!!当てゲーム」で盛り上がった。今年の罰ゲームは箱の中に入った食材で作るミックスジュース。バナナ、牛乳、納豆、ブルーチーズ、ミョウガなど、負けた班の1人ひとりが選んで飲んで頂いた。

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2016年度寮花見大会・第1次新入寮生歓迎会

 昨日4月1日午後5時から2日午前5時まで、東京学生寮花見大会、第1次新入寮生歓迎会を開催。本年は新入生5名、うち1人留学生。今年もまた中畑先生ご夫妻のお世話になり、楽しい花見となりました。最後まで残った数名は何と12時間、若さがうらやましい限りです。今年は豚汁、地鶏炊き込みご飯も振る舞われました。

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2月月例祭・食事会 送別会

 2月6日土曜日午後7時から集会室において、須賀院運営員ご祭主のもとに月例祭が仕えられ、その後送別会・食事会をもった。日本人女子学生3人、女子留学生2人の女性5名にそれぞれ色紙と記念品が贈呈された。また、誕生月であった私と妻もお祝いしていただいた。感謝。

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呂さん

1月の月例祭・食事会

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 昨日16日土曜日午後7時から、東京学生寮集会室において、大木光雄運営委員ご祭主のもとに、本年最初の月例祭が仕えられ、その後食事会を持った。

 教話で大木先生から「私も当寮でお世話になった。その時の寮監の中山亀太郎先生は幼いときに事故で両手片足を無くされたが、ご信心の力で与えられた環境の元で力強く生きられ、『運命を愛し、運命を生かせ』とのお言葉を残された。
 
 先日宗教教誨師の御用で少年院を訪れ、院生たちと対話形式でお話しさせていただいた。その時に現在問題となっているイスラム国のテロ問題について、暴力に暴力で対抗しても解決しない。あくまでも非暴力で解決を目指すべきと趣旨の話をしたら、数名の院生から『先生は甘い。ああいう奴らは1人残らず殲滅しなければ解決しない』とかえってきた。

 それに対し「もちろんテロの暴力も許されるものではないが、テロに対する空爆という暴力も罪もない人たちを殺してしまうので許されない。暴力に暴力で向かえば、結局暴力で返され連鎖は続く。やられた方の立場のことを考える必要がある」との趣旨のお話しをして話し合い、何とかわかっていただいた。

 ただ、少年院にいる人たちのほとんどが最悪の家庭環境の中で生きてきている。その環境は誰も選べない。だからこそ、与えられた環境の中で、たとえそれが悪い環境であっても、何とかよい方向へと持っていくために受け入れていく必要がある。

 ある小学3年生のご信者がいるが、この子は幼いときに突発性脱毛症となり、現在治療中であるが、かなりいじめられたりした。ある時お結界で『なぜ僕はみんなと違って髪の毛がないのですか。いじめられないように髪が生えてきますよう神様にお願いしてください」と言ってきた。辛いだろうけれどもその環境を受け入れて、必ずそのことがよいことになっていくという趣旨のことをわかりやすく伝えた。すると最近は自分や他の子にもいじめている子に対して、『なりたくてなっているのではない』とかばったり、支えてくれる友達が現れてきた。そのことについて先日お結界にきて、『自分がもしこの病気にならなかったら、大切な友達と出会えなかったのではないか』と言ってきた。

 まさに運命を愛し、運命を生かした生き方をしているおかげを蒙っている。皆様も東京学生寮という環境の中で起きてくることは、必ず自分にとって大切なものとなっていくので頑張っていただきたい」とのお話しがあった。

 引き続いての食事会では、大木先生からの差し入れである氷見の寒ブリと食事当番で用意したちゃんこ鍋で舌鼓をうった。さすがのぶりの味に寮生一同大喜びであった。

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寮10月の月例祭・食事会

 10月の月例祭は私が祭主で仕えさせて頂き、その後教話(後掲)を行った。食事会は、日本人男性学生H君とK君。ポトフとポテトサラダ、タンドリーチキン風となかなかこったものであった。

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 本年の5月から、運営委員の先生方の教話の後に10分弱のお時間を頂いて、「神様のものさし」を持ってもらうためのお話をしてきた。それを一度まとめる意味で、先日の常総市ボランティアで出会った住民の方とのやりとりを具体例にお話ししながら(ここでは残念ながら紹介できないのをお許しください)、以下の箇条書きにした概要についてお話しした。

金光教人としての生き方

神様のものさし、人間のものさし
人間のものさし⇒目盛りがある⇒見える世界 ⇒有用価値(二分法、二尺択一)
神様のものさし⇒目盛りがない⇒見えない世界⇒存在価値 (あるがまま)

 人間のものさしを捨てて神様のものさしを持つのではない。目盛りがあるものさしがなければ人間社会は成り立たない。しかし、この世の中は見える世界だけで成り立っていないのもまた事実である。そこで人間のものさしと共に神様のものさしも持つ必要がある。と言うと人間のものさしは物質的で合理的。神様のものさしは精神的で非合理と思うが決してそうではない。

 例えば 10の12乗は兆、10の16乗=京(けい)、10の20乗=垓(がい)。
10の48乗=極(ごく) 10の52乗=恒河沙(ごうがしゃ) 10の56乗=阿僧祇(あそうぎ) 10の60乗=那由多(なゆた) 10の64乗=不可思議(ふかしぎ) 10の68乗=無量大数(むりょうたいすう)
 中国には、「不可説不可説転(ふかせつふかせつてん)」という、認識不可の位もある。 何と、「10の37218383881977644441306597687849648128乗」
 ここまで行くと1+1=2の合理から始まったはずが、認識不可能な合理・非合理を越えたものとなる。まずはその認識が必要。

「神様のものさし」の3つの要素
1 存在根拠 立ち所を知るために視点をずらす。
 近代合理主義は全て人間、自分から出発する。
「我思う故に我あり」⇒『我あるが故に我思う』 
 私、自分自身が自分から出発するのではなくて、私はどこから来ているか。その大本、根源から考える。
【今は学問の世の中で、理屈はよく言うようになったけれども、天地と神との恩義をしだいに知らないようになったから、難儀がしだいに多くなっている】

2 「超越」 物事の程度・基準・範囲などはるかに超えること。 常識にとらわれない。
①何事もあるがままに受け止める。ありのままに。 物事に無駄ごとはない。
・自分都合の悪いこと。病気、災難、試験に落ちる=難儀
 理由なき空虚感 焦燥感 不安 
    ⇃
神様のメッセージ
自分を成長させてくれる材料 試練 必然的偶然 そこに必ず意味がある。
 今どんな境遇にあうとも、どんな人生にも意味があり、あなたを必要としている誰かがおり、願いがある。それをあなたに発見されるよう待っている。あなたもそのためにできることがある。どんなに苦況にあっても投げ出す必要はない。
【神は人間を救い助けてやろうと思っておられ、このほかには何もないのであるから、人の身の上に決して無駄ごとはなされない。信心しているがよい。みな末のおかげになる】

○すでに幸せの場所と時間を与えてくれている。
「時間意識」
・宇宙ができて137億年 地球 50億年 人類誕生4万年の流れが自分に来ているという意識。
・先祖代々のいのちを受け継いで、それをまた未来に続けている命を生きている。
【天地は生き通しである。天地が生きているから、人間もみな生きていられるのである】
今⇒歴史一の時間 【あれもおかげ、これもおかげであった】

「空間意識」
・宇宙の中では点にもならない自分の居場所。逆にいえば宇宙の全勢力・エネルギーが結晶している。場所⇒世界一の場
「神いますところ幸が生まれる」
【天地金乃神の広前は世界中である】
【唐天竺日本くぼい所へ寄り、同行の水の寄るごとし】

適切な時に適切な場所にいて適切なことをしている。
最高の時に最高の場所にいて最高のことをしている。 

「あること皆美しく、起こること全てよし」。

②「逆も真なり」
○当たり前→当たり前ではない
東北被災者  「夢のような暮らし」「すでに奇跡は起きている」
堀尾保治先生 「奇跡の毎日を生き、奇跡の場所におらせて頂いている」
○手段と目的を入れ替える。通勤・通学のために歩く⇒歩くための通勤=散歩

③「複眼思考」
昆虫の目 ミクロの視点 鳥の目(バードアイ) マクロの視点を両方持つ
【真の道を行く人は、肉眼をおいて心眼を開けよ】 神様の視点

超越
 自分の有限性 無力の自覚 「根源的な生命との根源的な出会い」
【疑いを離れて広き真の大道を開き見よ、わが身は神徳の中に生かされてあり】
【天地のことをあれやこれやと言う人があるが、人間では天地のことはわからない。天地のことが人間でわかれば、潮の満ち干もとめられよう】

・ 人間は永遠の一瞬を生きている。有限という概念を認識できるのは人間だけ。
・常識や対立する概念を超える 「難儀はみかげ」「無用の用」「無知の知」 
 否定されている価値を肯定する。あるいは、一旦否定してみて肯定する。

3 使命を生きる。ご神願成就 世界真の平和 全ての1人ひとりの助かりの実現
 新たな人生の指針や魂の救済。
・幸せを求めるではなくて、その使命に生きることこそが「真の幸福、至高の幸福」と考える。
・何のために生きるか、人生に意味があるかと悩む前に、この世に生まれてきた意味、どんな人生にもなすべきこと、満たすべき意味がすでに与えられていると考える。
【人間はどうして生まれ、どうして生きているかということを知らねばなりませんなあ】

 他人のため、あなたのためと言うのは不遜。裏返って、自分のためというのも同じ。決して他人のためにも自分のためにもならない。
 必要なのは、「ために」ではなく、「気遣い」の心。自他の心身を気遣うこと。
「思い」、「心」だけでは、ただ心の中で思っているだけ。
「思いやり」「心配り」「心遣い」「気遣い」のこの「やり、配り、遣い」の外に出る動的態度が大切。
【心配りする心で信心せよ】
【いくら学問がある。よく理屈がわかっているといっても、神信心のことは、わかっただけでは役に立たない。わが心に食いこんで、事にあたって実際に出てこなければ、神の徳はいただけない】

「本然のいのちが承服する」 
天地万物一切が、その本分を尽くし、その生を全うし思い残すことのない世界を求める。
 自分のために他を利用するものでもなく、他のために自分を犠牲にするのでもなく、自他もろともに、天地人生の全体が生甲斐を感じて幸福であり得るような世界。

 以上、神様のものさしをもっての生き方は3つの「お」の生き方に集約できる。
即ち『おかげ様 お互い様で、お先にどうぞ』である。

「おかげ様」⇒最高、最善の今の時間に今のこの場所にいることの気づきが真にありがたしの感謝の心を生む。
【目には見えないが、神の中を分けて通っているようなものである。畑で仕事をしていようが、道を歩いていようが、天地金乃神の広前は世界中である】

「お互い様」⇒自他共に助かるあり方。決して上から目線でなくまた下でもなく、上下の関係に立たない。
【人の身が大事か、わが身が大事か。人もわが身もみな人である】
【人間を軽うみな。軽うみたらおかげはない】

「お先のどうぞ」⇒エレベーターの前で『お先にどうぞ』は簡単だが、船が沈みかけている時、救命艇に『お先にどうぞ』と言えるかどうか。それが言えるためには今の今を悔いなく生ききっていることが必要。実際にそうなった時にどうなるかは分からないが、それを意識することによって、今の今を、今月今日を大切に生きるという生き方となる。
【人間はおかげの中に生まれ、おかげの中で生活をし、おかげの中に死んでいくのである】

 この3つの「お」の生き方が真に自立した自由な金光教人としての生き方に繋がると思う。

 

東京学生寮9月月例祭・食事会

 9月の月例祭が小柴宣和運営委員ご祭主のもとに仕えられた。教話では、小柴先生から「他の宗教では、自分の願いを叶えてもらうという現世利益的な信仰であるが、本教は教祖金光大神様が『信心すれば、目に見えるおかげより目に見えないおかげか多い。知ったおかげより、知らないおかげを受けることが多い。後で考えてみてはじめて、あれもおかげであった、これもおかげであったということがわかるようになる。そうすれば本当の信者である』と教えられているように、自分に都合の悪いことが実はおかげてあったということがある。皆さんも本物の信心を目指して、本当の信者になっていただきたい」とのお話があった。

 引き続いて、食事会。今回は韓国の留学生Cさんと中国からの留学生Kさん。大根スープ、豚肉のコチュジャン炒め、手羽先のコーラー煮、サラダと盛りだくさん、美味しく頂いた。また今月誕生日の方をお祝い。何と私たち9月11日の結婚記念日のお祝いもして頂いた。大感謝、感激であった。

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