
福島県民の避難者数は、1月6日現在で、未だ138.900余人に上るという。この数、小金井市民約11万を上回る。小金井市民全員が避難者と考えると、想像を絶する方々がふるさとを追われ、不自由な生活を余儀なくされているのだ。
先日、NHKで放送された「足尾銅山から来た女」というドラマを見た。約100年前の出来事だが、日本人は歴史から何も学んでいないのではないか。当時「富国強兵」のために特定の地域が切り捨てられた。
この「富国強兵」が「経済成長」や「安全保障」という名に置き換わっただけで、福島、沖縄の受難の構図は何も変わっていない。田中正造は部分を切り捨て全体の繁栄を求める方法を野蛮と呼んだ。文化国日本の恥ではないか。
見て見ないふりはもうやめよう。原発問題は確かに国のレベルでの課題ではある。しかし、倫理的には東京都民も責任はあると思う。選挙権を得たわが娘にも口酸っぱく選挙に行けと言っているのだが・・・・・・(^^;)。
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ドラマ「明日、ママがいない」が波紋を広げている。多くのスポンサーが降りる中での放送継続はあまり聞いたことがない。実際ドラマを見ていないので何が問題なのかよく分からないが、リーダー格の子供が「赤ちゃんポスト」を想起させる「ポスト」と呼ばれている等が「子供や職員への偏見を与える」と批判されているらしい。
確かに『東京新聞』に出ている視聴者の声に考えさせられる。「見ていて不快」、「料理を作る青年と施設長のほかに職員がいない養護施設はありえない」、「現実とは違う」。
逆に「現代の闇の部分を照らす良心的なドラマ」、「ドラマは架空の話。誤解や偏見を招くからダメだというなら医療ドラマや刑事ドラマも作れない」、「これくらいで人権を持ち出して抗議していると、制作者を萎縮させ、二度と児童養護施設を扱えなくなる」などなど。
娘が昨年、大学の実習である児童養護施設に二週間泊まり込んだ。数日後にその厳しさに弱音をはく電話がかかってきたが、一度休みの時に帰ってきてリフレッシュして戻り、何とか最後までがんばったことがあった。
その時に担当になった子供たちとなかなかなじめなかったが、最後実習が終わって帰るときにプレゼントをもらい笑顔で送り出してくれたそうだ。ただ、なかなか厳しい現実を見、経験してきたようだ。
ドラマの話に戻るが、職員がいないというような現実とは違うところはできるだけ近づけることは必要だが、職員も把握できていないいろんな見えない現実もあると思う。
人権の最も大切な人間の尊重と表現の自由のバランスはなかなか難しいところではあるが、不愉快な思いをしている人がいる以上は誠実な対応をしながら、私はドラマを継続してほしいと思う。視聴率ほしさのセンセーショナルな描き方であるならば論外であるが、世の中にあまり知られていない問題も扱ってほしい。

先日1月11日午後7時から東京学生寮本年初の月例祭が村田運営委員(子安教会)ご祭主に仕えられた。教話の要旨は次の通り。
「青年信奉者有志により『みのり(農作業)』を行っているが、昨年はことのほか草が多く苦労した。天候のせいと考えていたが違った。お土地をお貸し頂いているTさんが、私たちの知らない間に草を抜いていてくれていたのだ。みのり10年目にして初めて知り、愕然とした。神様のおかげも同じようなところがあり、私たちの知らないところでお支え下さっている。そのことを自覚することによって豊かな人生が開けてくる。皆様方もいろんな支えがあっての今日があると感謝申し上げ、これから始まる期末試験に臨んで頂きたい」。




続いての食事会。毎年、村田先生がご出向の時は、神奈川の港に当日あがったお魚を下ごしらえしてわざわざ持ってきて頂いている。今回はぶり。刺身に唐揚げ、塩焼き、ぶり大根、なめろうとぶりづくし。この時期のぶりは脂がのって超美味。みんな大喜びであった。
また、1月月誕生日の皆様をお祝いした。


ブログを閲覧賜っている皆様、遅くなりましたがあけましておめでとうございます。年末年始は昨年27日から本年3日の午後まで勝浦教会に帰省してました。往復とも大渋滞。特に3日の帰りは娘と2人で13時間かけて、4日の早朝3時に東京に戻りました。
昨年からフェイスブックなるものを始めまして、こちらのブログの更新が疎かになりご無礼しております。フェイスブックは本当によくできてましてIpadやIPhoneなどからも簡単にアップできます。
ブロクでは特に写真などは、まずパソコンに写真を同期し、さらにサイズも小さくしなければなりません。一手間どころか二手間も三手間も手をかけなければなりません。ブログを更新するとフェイスブックに自動的にアップできるようにセットしてますが、その逆はできません。
皆様も是非フェイスブックを始められてはと思います。よくツイッターのように時間が取られて煩わしいという声を聞きますが、フェイスブックは友達も限定できますし、上手に使えばそれほど時間も取られません。
かくいう私も始めようと思ってから2年ほど躊躇してました。というのも、ある人がフェイスブックを始めたところ自動的に友達招待メールがあちこちにばらまかれ、何と公式のメーリングリストの中にもそのメールが入ってきて、大ひんしゅくをかわれたことがありました。
それが恐くて2年ほど遅れました。しかし、それは最初の段階で設定に気をつけていれば何ともないことでした。特に気仙沼でのボランティアの時に入っておけばとかなり後悔しました。
最初は寮生の理宇ちゃんに教えてもらいました。理宇ちゃんが事務室に来たときに図書館から借りてきていたマニュアル本を見られて笑われてしまい、「案ずるより横山やすし」違った「案ずるより産むが易し」で始めてみました。わからないときは、質問文を考えてヤフーの検索にかけて調べると、だいたいのことは解決します。
フェイスブックのことを書き始めたら長くなってしまい失礼しました。今年のお正月はいつになく紀州の海の幸を堪能しました。
皆様、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。もちろんブログもできるだけ更新してまいる所存です。(*^_^*)





