東京学生寮6月月例祭・食事会
6月2日、東京学生寮集会室で、藤原務正先生ご祭主のもと、6月の月例祭が執り行われ、その後教話を賜り、引き続いて食事会を開催した。
教話の概要(辻井栄里主事まとめ)は後掲。食事当番は女性2人。カフェ風ドライカレー、夏野菜たっぷりカレー、ポークハヤシに、サラダバーと盛りだくさんでした(^_^)v。
教話
『世界中には沢山の宗教が存在しているが、その共通点は目に見えない霊的なものを信じることである。
「神様ってどこにいらっしゃるんですか?見せて下さい。」と言われても、
「はい、これが神様ですよ。」
と見せることはできない。
しかし、その見えないものを信じることが宗教である。
宗教にもいろんな宗教がある。
まず、裁く宗教。
教えを守っていたら、幸せになり天国へと導かれる。しかし、教えに背くと地獄に落ちる。と説いている宗教。
また、個別の願いは聞いてもらえない宗教や、
一つの願い事のみしか聞いてくれない神様。
例えば、湯島天神は受験や学業成就の神様であり、ここで恋愛のお願いをしても聞いてもらえないわけで、同じように、水天宮は安産祈願の神様で、やはり他のお願い事は聞いてもらえない。
金光教の神様=天地金乃神様は天地そのものが神様であり、人間は皆神の氏子(子ども)、神様は人間の親と捉えている。
人間(子ども)から神様の縁を切ることがあっても、神様(親)の方から縁を切ることはない。
また、どんな願いも聞いて(受け付けて)下さる神様である。
受験だろうが、仕事のこと、人間関係のこと、なんでも個別に聞いて下さる神様だ。
神様のことをこのように話を聞いて、頭で理解するのはとても大切なこと。
しかし、それ以上に大切なことが
神様を心でわかるようになること
では、心でわかるようになるにはどうすればよいか…
それは、祈ること
天地金乃神様は天地自然が神であるから、どこで祈ってもよいのだが、やはり目当てになるものがあった方がよろしい。
幸い皆さんはこの寮の、ここ集会室に立派な御神前があるので、ここで祈りの稽古をするのがいいでしょう。
しかし、それを見られるのが恥ずかしい場合は、自分の部屋に小さな天地書付を置き祈ってもよい。
形が整ってくると、心も整い、次第に神様が心でわかってくるようになる。
何事も習得するにはお稽古が必要なのと同じく、信心も日々のお稽古が大切です。』