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2月10日のNHKの「クローズアップ現代」で当選早々の新都知事がゲスト。私はこの番組を見ながら女房に「このキャスター、NHKの会長も変わったことだから、あんまりツッコマないよ」と話していたら、さにあらず、見事にツッコンでいた。
それを思い出したのは2月16日付の『東京新聞』17面の反響欄、私も一度出してもらったことがあるが、テレビ番組の批評コーナーだ。ここに私と同じ感想を持った方が出てた。
それは選挙中に新都知事が訴えていた「世界一の福祉とは何か?」との質問に、だらだらと現在の健康保険制度の素晴らしさを言い始めたことに業を煮やしたキャスターが、「具体的に世界一とは?」とツッコミんだ。
それにも答えきれない様子にさらにキャスターが例えば「デンマーク、スウェーデンなど、消費税が25%かかる、本当に手厚い大きな政府的な、世界一の福祉というイメージもあったが、そうではない?」との質問にも全く答えになっていなかったのだ。
東京のすべてが世界一と豪語していたが、全く具体性を持ち合わせてなかったことが暴露されてしまった。ただ、あれだけの票を集めて当選したのだ。その期待に応えるべくよい意味での世界一を是非とも目指してほしいと願っている。
8日土曜日午後7時からの寮月例祭・教話は、私がご奉仕させて頂き、下記のレジュメを配付して聴いて頂いた。
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天地の道理(金光大神の信心)に基づく「自立的自由人」の道の道たる道
2014/02/08 東京学生寮月例祭 辻井篤生
御取次を頂き、神様のみ心のままに、神様の願いに生き、すべてを神様にすべてに神様を現し、
お蔭さま(御礼)⇒夢のような生活
お互いさまで (あいよかけよ)⇒上から目線に立たない
お先にどうぞ(今月今日)⇒タイタニック最期の救命艇
の三つの「お」の精神で、
自分の思い通りではなく、
本然のいのちが承服する
願い通りのおかげが頂ける道である。
◎自立的自由人 「自立」⇔「依存」⇒「孤立」 独りでないから1人になれる。
「自由」⇔「不自由」⇒「方埒」 なすべきことをするのが真の自由。
「自由・自立」の反対語は「抑圧」「差別」「排除」「疎外」「妥協」「逃避」「放縦」「放棄」
◎神様のものさし 目盛りがない 目に見えない世界 神代 見識 存在価値
人間のものさし 目盛りがある 目に見える世界 世間 常識 有用価値
有用価値の誤り 二分法 白黒、プラスマイナス 善悪 対立
存在価値「あるがままに」 無知の知 無用の用 必然的偶然 超越
○「あることみな美しく、起こることすべてよし」
どんな時も人生には意味がある。あなたを必要としている何かがあり、あなたを必要とする誰かがいる。そしてその発見と実現を待っている。あなたは何かのため、誰かのためにできることがある。ゆえにたとえ今が苦しくても投げ出す必要はない。
焦燥感 空虚感 不安⇒精神的向上 人間的成長を促している。
○超越性 物事の程度・基準・範囲をはるかに超えること。
時間意識 空間意識 歴史一の今、世界一の場所に生きる。
神はすでに幸せの時間と場所を与えてくれている。
「救われる意識」
「なすべき時に、なすべきところで、なすべきことをしている」
根源的いのちとの根源的出会い 永遠的いのちを永遠に生きる。
「山寒うして花の発くこと遅し」 だんだんによくなる。
やまない雨はない。人生、雨のち晴れ、時々曇り
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また、この日は早朝から雪が激しく降り、15時頃にまだ降りしきる雪の中を寮生たちが自主的に雪かきを始めてくれた。立派。前回の反省から、雪かき道具を多く購入しておいたのが幸いした。
雪がようやくやんだ9日午前8時からは、正門前から近隣まで雪をかき分け、ご近所の皆様にも喜ばれた。日曜日ということで多くの寮生が集まり、ありがたいこであった。
終了後、昨日の月例祭に秋山君のご親戚からお供え頂いた豆餅を、みんなでご相伴にあずかった。そのおいしさに感激もひとしおであった。






