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第36回 沖縄遺骨収集奉仕参加 5 2009年1月

 大石よけは男性陣、その後細かい石を女性陣が根気よく取り除く。頭骨はでなかったが、あごの骨や骨盤などが出てきた。頭骨はすでに回収され、その取り残しのご遺骨と思われる。

 その場で昼食の「ゴーヤ弁当」をいただき、休憩後男性陣は手分けしてまわりを探索する。名古屋から一般参加のYさんは、一人でフットワークよくあちこちを散策。私、一人は自信がなく、H班長と一般付き機動班H先生と動くがそれぞれ58歳、62歳、私49歳(あと一月もなく50歳)は、こわごわ進むので行動が鈍い。失礼。

 午後、同じ場所の周辺を掘り続けたが、もう出そうもないので一行は南冥の塔と健児の塔に参拝。そこから4、50分のぼったところに牛島第32軍軍司令官や長参謀が自決した司令部壕がある。

 最後の写真は南冥の塔の近くにある自然の井戸であるが、夜中に水をくみに来た軍や一般の人々がアメリカ軍の機関銃の餌食となり、多くの方々が命を落とされたとのこと。何ともいえない雰囲気に10数名の1班班員は声もなく立ちすくむ。(つづく)

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