東京学生寮創立100周年開寮記念祭 終

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創立100周年開寮記念祭とレセプション、私は何人かの方とお話ししただけであっという間に時間が過ぎてしまった。金光財団の役員の先生方や遠方から駆けつけてくれた先輩卒寮生の皆様にほとんど挨拶もできなかった。ご無礼お詫び。
さて、このたびの100周年はこれで終わらない。私の10~15年くらい上の世代の先輩方からせっかく集まるのだから奥多摩辺りの温泉一泊旅行を企画としてくれとお願いされていた。その時点ではほとんど無理だと思っていたが、寮友会事務局長を中心に記念誌の発行やご本部での祝賀会等も盛大に開かれたこともあり、ここは一つおかげをいただこうということになった。
幸い、金光財団職員の先生も積極的に企画実施を担ってくれた。当初は60人くらいを予想したらしいが、私はよくいって20人くらいだとよんだ。大祭月で来てくれそうな方や私が寮監以降の代の寮生は、仕事やお子さんがまだ小さいことなどで、昼間は参加できても一泊は無理という方が多かったからである。
締め切り時点では、その20人も達しなかった。温泉まではバスをチャーター。しかし、もし20人を割れば赤字というなかで、何とか20名強の参加を得た。場所は奥多摩の鳩ノ巣温泉。参加者は、私よりだいたい15年上の先輩方が2、3人、10年くらいの先輩方が5、6人、私の同世代が5、6人、後は新東京寮のメンバー、最後は一つの部屋に集まって2時過ぎくらいまで盛り上がった。
先輩たちの熱っぽい前寮監中山亀太郎先生論に、私たち以下の卒寮生が聞き入っているという感じで、本当に貴重なひとときとなった。うちの息子と現寮長も現寮を代表して参加しており、相当の刺激になったようだ。翌朝先輩たちはどこにそのパワーの源があるのかというくらい元気。私はというと、もう疲れ果ててしまい、これからの寮のことを思うとこれはいかんと反省しつつも帰りの中央線は爆睡であった。
何はともあれ、万事にご都合、お繰り合わせをいただき、滞りなく終えさせていただき、誠にありがたいことであった。本年も多くの新入寮生を迎えることができ、雰囲気もよく、新たな100年に向かってよいスタートも切れた。ここからさらに道の道たる道を未来世代に伝えていくために、ますますの精進を誓い、終わりたい。(おわり)

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このページは、つっさんが2010年5月26日 17:10に書いたブログ記事です。

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