金光教東京学生寮7月の月例祭

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 昨日は、金光教東京学生寮7月の月例祭が、小柴宣和運営委員ご祭主により仕えられ、青年教師会からの申請教話として武蔵小杉教会須賀院崇徳先生から教話があった。

 須賀院先生から大要次のお話があった。「生き甲斐の発見について、自己紹介を兼ねながら話したい。今朝教会を出るときに傘立てをちらっと見たが、雨は降らないだろうと傘を持たなかった。ところが小金井に着くと大雨。500円のビニール傘を購入した。

 以前の私なら不平不足が先に立ち、500円が惜しいと思っただろう。が、今の私は、雨に濡れて駅構内に走ってくる人たちが風邪を引かないようにと祈ることができた。また、途中「ニコニコごとも農園」のところに咲いていた背の高いひまわりが嬉しそうにしていると見えた。
 このように思える自分になれたのは、親の祈りと私の願いが一致したところから、金光教学院に行き、人間は生かされて生きていること、そして金光教の根本である御取次iによって助けられたことにある。

 人間はどうしても500円が惜しいという欲がある。おいしいものを食べたり、お金持ちになりたい欲がある。しかし、その先はどうなるかを考える。欲ではなくて、食べ物の大切さ、お金の大切さを考える。天地の恩に生かされて生きているということが根本にあることを知る。
 天地金乃神様は、人間が気がつくまで試練をお与えになる父親のような神様であり、またどこまでも許してくださる優しい母親のような神様でもある。その神様にまだ気がついていない方、神様に心を向けることを知らない人に伝えていくのが、今の私の生き甲斐であると取り組んでいる」。

 続いて食事会。このたびは韓国からの留学生2人と、日本人学生1人が当番。コツジャン味の鶏肉とジャガイモを煮たものと、チジミ。そしてホタテと大根のサラダであった。ここのところACTや赤羽宿舎からの参加もあり、人数が多い。食事当番は大変だが、毎回本当においしいものが頂ける。

 また、前月からその月に生まれた寮生の誕生会も企画され、10時頃になるまでは一人として部屋に帰ろうとしないほど大いに盛り上がっている。ありがたいことである。さすがに私は今朝寮土地境界線についての立ち会い会が予定されていたので、残念だったが、11時頃には部屋に帰った。まだ10人以上はわいわいやっていた。

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このページは、つっさんが2010年7月 5日 17:34に書いたブログ記事です。

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