最悪のイラク
小泉純一郎首相がイラク駐留米軍などによるファルージャ総攻撃について「成功させないといけない。治安の改善がイラク復興のカギですから」と、事実上の支持を表明してしまった。その理由として「テロリストグループが混乱させようと動いていますから」と指摘した。
最悪である。もうすでに対テロ戦争に参加していたが、いよいよ泥沼。ますます敵をつくってしまい、イラクの自衛隊員、いや日本もやがて攻撃されのではないかと非常に危惧する。自分たちが行うのはテロではなくて正義の戦争、相手が行うテロのみがテロというのはアメリカの常套手段。
ニカラグア、エルサルバドル、パナマなどで、自分たちになびく都合のいい政権に惜しげもなく援助し、力をつけてはむかってくると対テロ戦争と称してたたきつぶす。もう何年、世界中のあちこちでやってきたことか。あのビンラディンにもフセインにもアメリカは援助していたのである。
残念ながらノーム・チョムスキー氏は「ジャーナリズムも学界も自国の行った残虐行為については調査研究は行わないという原則がある。自国以外が行った残虐行為については何人犠牲になったのか、その最後の1人まで分かる仕組みになっている。しかし自国のやったことについては、全く手掛かりさえない状態」と言う。多くのアメリカ人が自国の軍隊が世界でしてきた事実を知らないのである。
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