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体罰は絶対いけない

 また、起きてはならない悲しい事件が起きてしまった。昨年12月下旬、大阪市立桜宮高校2年の男子生徒が自宅で自殺、生徒は男子バスケットボール部の主将で、同部顧問の男性教諭から自殺前日、体罰を受けていたとのこと。

 市教委による「体罰の事実は認めるが、自殺との因果関係についてはわからない」との決まり文句には本当に憤りを覚える。なぜ、はなから責任逃れのコメントを出すのだ。少しでも疑わしきがあれば、徹底的に対応するのがその役割ではないのか。
 

  「『凡そ学校に於いては、生徒に体罰(殴るあるいは縛するの類)を加うべからず』。1879(明治12)年に制定された教育令第46条だ。学校体罰の法禁の最先進国といわれるフランスより8年も早く、日本は体罰を法令で禁止していた」。(1月9日付『毎日新聞』余録より)

 それから134年、いまだに「愛があれば」という体罰を肯定するニュアンスの発言があることにも怒りを覚える。誠に情けないことだ。本当に愛があれば、体罰などしなくても十分に指導できるのだ。自殺した高校生の方は、報道通り責任感の強い子だったと思う。それゆえ主将としてその責任を果たすことのできない自分を責め、苦しみ悩んだ上での自殺だったのだろう。

  私の知人に、自身の子どもへの体罰で、その子が成人してもなお心を病み、社会生活ができていないことについて真剣に反省している人が一人ならずいる。親でさえ責任がとれないものを先生がとれるわけがないのだ。「取り返しのつかないことになる」ということを重々わかってもらいたい。体罰はいかなることがあろうともしてはいけないと思う。

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