Home > 12月 25th, 2004

(再掲)中日ドラゴンズ優勝

 欣喜雀躍! わが中日ドラゴンズが優勝した。シーズン当初まさか優勝するとは思っていなかった。自身の「思うがままに」を振り返ってみても、落合監督の力量、半信半疑であった。特にローズをみすみす巨人にもっていかれたのはどうかと正直思った。

 ローズのマイナス1が巨人にはプラス1となり、何もしないより倍の戦力差がでる。しかし、さすが落合監督、「野球は9人でしかできない」と全く意に介していなかった。つまりはローズがいくことによってブラスではなくて、チーム構成、チームワーク、メンタルな面などからもマイナス2にも、3にもなると密かに踏んでいたのだ。

 絶対的な必須の巨人の4番高橋は、自分より打つのが前にきて、それより打たなければならないプレッシャーに負けた。その高橋よりも上の実力のあるペタジーニ、同等レベルの江藤が試合に出られないことで死んでしまった。

 方や中日の4番。何と最初は候補7人いると豪語した。すべて2軍の選手。それは4番がいないと同じ事。結果は福留、アレックスと順当に活躍したが、高橋や英智、森などが出てきた。4番ばかりいるチームと4番がいないチーム面白かった。投手は絶対的にいいといわれているが、前監督の時から比べると大塚、ギャラードの2枚押さえが抜けて明らかに戦力ダウンだったのだ。

 ところが先発陣はもちろんのことバルデス、岡本、落合、岡本、平井、岩瀬とよく頑張った。これに左の小笠原、久本、長峰、高橋、山北といるのだから、ダウンしたといえども12球団1の陣容を誇っている。何せ負け試合に投げる投手がいないのだ。あえていえば遠藤くらいか。5月あの20点とられた試合を目の当たりにしたときくらいまでは、まだまだ落合監督の手腕はどうかといぶかっていた。

 「9人でしかできない」チームと「40人全員が戦っているチームとでは最初から勝負あったのではないか。

 それにしても昨日神宮球場に見に行ったが、通路たる通路が立錐の余地もなくなるほど満杯になった東京のファンの前で負けた。神宮は監督、選手が外に出るとき、3累側の外野席に向かって歩いてくる。囲んでいた報道陣がばらけ、そこからつかつかと出てきた落合監督が外野席向かって深々と頭を下げ、そして私がいるところ、さらに内野席にも一礼し、最後両手をあげてでていった。じーんときた。この人にきて頂いて本当に良かった。

 オレ流は「我流」ではなく、「道」踏まえた「オレ流」とみた。落合・中日ドラゴンズ本当におめでとう。次は、絶対に日本一だ!!!。

(再掲)泣き虫先生とツッパリ生徒

 スクール・ウォーズという映画が公開中だ。この映画、今やラグビーで有名な京都伏見工業高校ラグビー部の物語。かつては京都一荒れていたという極悪高校ラグビー部、山口良治先生が赴任後、生徒との壮絶な闘いのなかで全国優勝へと導いていった実話である。

 その山口先生と寮生K君の父で京都市教育長がかつての同僚という。その関係で雄生も舞台あいさつのある試写会にお誘い頂いた。鑑賞後K君と山口先生は会う約束をしていたが、いろいろと忙しく携帯に電話をしてくれたそうだ。雄生も携帯に出させてもらって直接しゃべったとのこと。先生曰く、「甲子園を目指せ」と。

 この実話は、これまでも映画やドラマになっている。あのNHKの「プロジェクトX」でも取り上げられた。K君、早速に「泣き虫先生とツッパリ生徒」と題したプロジェクトXのDVDを貸してくれた。早速に見て、今日また子どもたちと2度見た。涙。ラグビー界のスターであった山口先生、本当につらかったと思う。「よくぞここまで」と敬服する。

 ラグビー部員の元番長がバイク事故で離脱しかけたとき、先生の見舞った言葉が「All For One  One For All」である。この言葉には、悶々としていた私自身の問題意識にもすごいヒントをもらった。「ツッパリ小畑」、「八坂の慎吾」、すごいやつがいたものだ。山口先生、雄生にいきなり「甲子園を目指せ」とおっしゃった意味が理解できたように思う。貴重な体験をありがとう。