東京学生寮 10月月例祭・食事会
先日の日曜日、寮月例祭・食事会が開催された。不肖私が祭主と教話の御用をさせていただいた。教話では、沖縄遺骨収集活動のスライドを見てもらいながら、沖縄遺骨収集の意義について理解していただいた。
それに関連して気仙沼の仮設住宅で、ある住民の方が仰った「地震の前は、まるで夢のような生活をしていたように思います」との言葉を紹介し、この言葉の重みについて、私たちの実際の生活は不平や不満がいろいろあるとは思うけれども、実は今夢のような生活をしていること。そこに思いをいたすと、「当たり前のことが当たり前ではない」こと。「奇跡はすでに起きている」ことがまずは理解できると思う。
戦争と地震は違うけれども、その出来事から教訓を導き出し、次世代に伝えていく使命があることについては同じであると思う。
その意味で、沖縄戦の現場、被災した地震の現場に足を運ぶ意義は次の三点にあると思う。
1 本や話を聞いて知るのではなく、実際の現場に立って体感し、できるだけ本質に迫る。
2 犠牲になられた方々がその瞬間何を思われていたか、もし今私たちに語りかけてくれるとすれば、何を語られるか、その声なき声、魂の叫びを聞かせていただく。
3 そこから教訓を引き出し、周囲や次世代に伝えていく。
以上について聞いて頂いた。
次に食事会。最近は留学生の皆様の手料理が続いていたが、このたびは久し振りに焼き肉パーティーであった。また、石津きくさんが1年のフィリピン留学から帰国し、またこの日が誕生日でもあったため、お帰り会と誕生会を開催した。きくさんは1年生とは初対面だったのでそれぞれ自己紹介した。この月は高橋君も誕生月でお祝いした。



