« | »

ゴミに埋まる摩文仁

 沖縄タイムズHPのトップページに、今日2月27日付沖縄タイムス朝刊「ごみで埋まる摩文仁の聖域/遺骨収集団『心が痛む』」との金光教那覇教会長林雅信先生の記事が出ていた。 http://www.okinawatimes.co.jp/day/200402271300.html#no_4

 「霊地」「聖地」といわれる戦跡に散乱する大量のゴミに、31年間遺骨収集を続けてきた林先生が改善を訴えているという記事である。昨年の沖縄遺骨収集で私が2日目に入った摩文仁の丘から海側へ広がるジャングル斜面にも、ものすごい量のゴミがあったようだ。前日に入った地元沖縄の方を中心にした班の方々が1日かけてゴミを掃除し、数10メートル上まであげたそうである。

 が、あまりの大量のゴミに、最後はある一か所に集めるしかなかったようだ。後で1日目の作業の様子の写真が掲載された金光新聞1面を見たときは本当にびっくりした。しかし、その時に見たゴミは、私が小学生くらいの時に見た懐かしいビールのカンカンやコーラの瓶など結構古いものばかりだったので、昔はまだまだ環境問題に対する倫理観が薄かったのかなと勝手に判断していた。

 ところが、何と今日の記事にあるように、さびた古い缶や瓶に交じり、最近捨てられたような弁当箱や真新しい空き缶や献花の鉢なども目立つという。摩文仁の丘を訪れた方にとって、きれいに整備されたその向こうはもうただの山や海なのであろうか。そこに未だにご遺骨が眠っているとはつゆとも思ってないだろう。それどころか、まさにこの場所で激戦があったことも知らないのであろうか。知っていればゴミを捨てられるわけがないと思うが・・・。悲しい現実である。

Trackback URL

Comment & Trackback

No comments.

Comment feed

Comment





XHTML: You can use these tags:
<a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <s> <strike> <strong>