先日の17日には、本年原子力発電問題に取り組んできたいよいよ最期の現代社会問題研究会があった。それぞれメンバーがこれまで発言してきたことを文章にまとめたものが提出され、検討した。来年の1月中には東京センター側でとりまとめて、ご本部当局に報告書を提出する予定だ。
それから18日、19日と東京センター来年度の計画会議とそれぞれの役割をきっちり決めるための会議が熱海で行われた。毎月積み立てて年末には結束を図るため、一泊で研修をかねて開いている。
その中で私に関わることとして、来年31回としてさらに平和集会を展開していくために、その企画会議の持ち方や方法論についていくつか提案した。そこで出てきたことで、平和について「1人ひとりがどれだけそこに熱意があるか」が大事だとの指摘が出た。
しかしこの平和の問題は、それでは「熱意がなければ何もしなくてもいい」というわけにはいかない。社会存在としての教団の責務を果たすために設置された東京センターの存在理由にも大きく関わる。避けては通れないのだ。
そうした議論をしていたところ、若手の職員から「先輩の先生方が情熱をもって取り組んでいるのはわかるが、後輩にその範を示し、もっと教えてもらいたい」との要望が出された。それではと、来年早々私が平和への取り組みについて話すことになった。
平和へのベクトルが逆方向へ流れはじめている。世界真の平和へ向けていよいよ立ち処を明確にし、その方向性を指し示していかなければと念願している。
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