Home > 11月 12th, 2004

怒り心頭

 「自衛隊が活動している地域は非戦闘地域だ」との党首討論での小泉首相の言葉に、昨日は怒り心頭、この話題にふれるのも腹だたしかった。ところが今日の東京新聞朝刊を見ると、何と首相が「適切ないい答弁だった」と述べたとある。もういったい何を考えているのだ。

 イラクでは10万人の人々がすでに亡くなり、今も犠牲者が多く出ている。党首討論で、この発言の直後に議員が笑ったときには、「このアホどもが」と本気で怒ったが、この新聞記事にはもうものも言えない。何も遠くのイラクだけではい。今も地震や大雨で苦しんでいる人が数ある中で、力になりたくても何もできず、忸怩たる思いをしている人が何人いるか。

 自分のことはさておいて、人様のことを思い、真っ先に行動している若者たちを見るにつけ、今、この日本社会を引っ張っているリーダーたちのあまりの無節操さには呆れかえる。自衛隊が今イラクで何をしているか。中途半端な位置づけでイラクに送り、攻撃に怯え、宿営地にいることが精一杯で支援どころではないのである。そんなところでがんばっているより、全自衛隊を新潟および台風で被災した地域に投入すべきである。