とっさの行動ができました。

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 昨日は義父の五十日祭、納骨祭が神戸の金光教山手教会で仕えられ、参拝した。妻は1日早く大阪入りし、娘と2人新幹線で神戸に入った。娘と私は性格や食べ物の好みが似ているが、時間に心配性なのも似ている。

 7時50分東京発の指定席をとっているのに、7時には東京駅に着く。「早いに越したことはない」と2人で言い合いながら待つ。そして定刻通り出発。ここのところバスか車だったので、改めて新幹線の速さに驚く。

 本日これから寮月例祭なのでトンボ帰り。神戸の町は阪神大震災以来なので残念であった。ただ、帰りに嬉しいことがあった。東京駅から中央線に乗ってある駅に着いたときのこと。私の右側2つ向こうの女性が席から立った瞬間手袋を落とされ、気がつかずに出口へと向かった。

 これまでの私はいつもとっさの動きができず反省ばかりであった。ところが今回は、右の方より早く瞬間的に動くことができた。ただ、追えば間に合うと思って声は出さなかった。というより出なかった。

 ところが意外と女性は出て行くのが速い。追いつかないと思ったであろう男性が「落としましたよ」と声をかけ、その後すぐに女性の方も「落としましたよ」と声を出してくれ、ホームに降りていて女性がようやく気づいて振り向いてくれた。

 そして手渡そうとした時にドアーが閉まりかけ、間一髪、間に合った。この間数十秒であるが、もし声をかけてくれなかったら渡せなかっただろう。3人の連係プレーが功を奏した。席に戻ったら、真正面に座っていた娘が「よくやった」というような笑顔を向けてくれたのが非常に嬉しかった。

 当欄2010年7月11日付「善意の連携プレー」で傘を落とした私が連係プレーで助かった経験を書いた。(http://konkokyo.main.jp/gsblog/2010/07/post-187.html

今度は私がとっさの行動がとれることができ、また廻りの方の機転もあり、ありがたいことであった。日頃の反省が1つ生かせた出来事であった。

 本日の月例祭・食事会の当番は、中国と韓国の女性3人。さっき買い出しに行ってきたが、楽しみである。それにしても中国はやはり広い。打ち合わせのとき、中国からの留学生2人は、同じ鍋料理でも入れ方や具材、やり方がほとんど違っていた。私達がイメージししている中国はほんの1部のところというのがよく理解できた。

 考えてみれば、日本でも地方によって全然違うものもあり、思い込みや偏見は極力なくしていかなければと改めて思わされた。

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このページは、つっさんが2013年1月13日 12:44に書いたブログ記事です。

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