(昨日は5年ぶりに東京センターに新職員が入り、その歓迎会で盛り上がった。センター職員で飲みに行くのは実に半年ぶり。大幅に12時をまわってしまい失礼しました)
今日付『東京新聞』25面「こちら特報部」の「遺骨収集はカネになる」との見出し。なんだこれとはと驚いたが、内容を読むと事情があった。
遺骨収集の市民団体が、収集初期の頃、現地人に一柱につき1万円を渡していたという。米軍基地の撤退で職が亡くなり困窮してることや、現地人にとっては自分たちを戦乱に巻き込んだ兵隊の骨でもあり、お金を払うことは仕方ないと思っていたそうだ。
ところが1人分の遺骨を三分割して三万円を要求してくる人が出てきた。現地での1万円は、10人家族が一ヶ月は食べていける金額。無理もない。今では酒やたばこをお礼に配っているようだ。
フィリピン人にとって「日本人イコールお金くれる人」ということになっているらしい。悪い癖をつけた日本人に原因がある。今回の騒動もここらあたりに原因があるかもしれない。一昨日も申したが、誰も責任をとってこなかったことが最大の問題である。
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